先日の当会の幹事会で映画「大河への道」の話が出た。伊能忠敬の話だが、なかなかいい映画とのことでなんとか見に行きたいと思っていたら、トム・クルーズの「トップガン マーヴェリック」の話が出て(??)、今回は中国の頸木から逃れていい映画になっているとのこと。
どういうこと?と思っていたら、今日の産経新聞の「黒瀬悦成の米国解剖」というコラムがその疑問に答えてくれていた。
武漢ウイルス禍による2年間の公開延期を経て先月27日に公開され前作をしのぐ爆発的ヒットを記録しているそうだ。
黒瀬氏が上げるポイントの一つが、「命をかけて強敵と戦う」という愛国心を鼓舞するメッセージに米国人が快哉を叫んでいるということ。
二つ目が2019年発表の予告編で、トム・クルーズが着る飛行服のワッペンのうち、前作にあった日本と台湾の旗が別の模様に変えられていた問題で、公開された映画ではいずれの旗も復活していたことだそうだ。
飛行服から旗が消されたのは中国IT大手傘下の映画会社「テンセント・ピクチャーズ」が共同出資者に加わっていいたことが原因だという。だがテンセントは19年末に出資を取りやめて制作から撤退した。
ここで制作陣は中国市場に見切りをつけ中国に遠慮することなく制作することが出来た。これが幸いしてか、続編は中国市場で見込まれた興行収入約8千万ドル(108億円)の穴を埋める勢いだという。
結構なことですね。
最後にハリウッドも、この機に中国への依存体質から脱却した方がいいと言っています。そうですかハリウッドが中国への依存体質に染まっていたとは知りませんでした。
頑張れ!(仁)