2018年以前の投稿


TITLE: 竹田恒泰氏の歴史教科書

こんなメールが「百人の会」から届きました。

竹田恒泰氏が学生仲間4人と共同制作したそうです。

内容的には「超極右」(?)というのですが、どういうことでしょうか。極右という表現は好きではありません。左の人が使いたがる表現ですが、比較上このような表現となったのでしょう。

どこかの外国の意向に沿うような超左寄りの教科書(「学び舎」の教科書)が通るなら、多少右寄りの捉え方の教科書もあって、それも選択できるようだと面白いかもしれません。

是非一度見てみたいものです(仁)。

空花です
自由社や育鵬社の教科書が中道に思えてくる、「超極右」の教科書が今検定審査中だそうです。
動画「虎ノ門ニュース」10月25日号で竹田恒泰氏著者本人が発言しました。
学生仲間4人と共同制作で予算100万円だそうです。一般教科書会社が4000万円かけるところです。
「平成書籍」という会社を起こして採択など度外視し、あくまでも文科省の検定に一石を投じるためです。
文科省学習指導要領に準拠していることや、裏付け資料は一般所ではなく学術書からとっているということはしっかりしています。
11月9日に検定結果が知らされるそうです。
検定不合格になった場合には検定結果を解説して副読本として出版することも考えています。
教育学界に激震が走る事件となりそうです。


TITLE: めぐみへの手紙 母 横田早紀江より

CATEGORY: 拉致問題

産経新聞の10月4日の記事より、

「めぐみへの手紙 54歳の誕生日を迎えたあなたへ」 母 横田早紀江より

をお送りします(生)。

北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=が5日、54歳の誕生日を迎える。父の滋さん(85)が療養する中、母の早紀江さん(82)が思いを寄せた。

 

産経新聞 提供 1歳の誕生日を祝う横田めぐみさんと母の早紀江さん。

テーブルにはケーキをはじめ父、滋さんがプレゼントしたぬいぐるみも並んだ=昭和40年10月5日

 めぐみちゃん、こんにちは。誕生日を迎え、あれほど小さくて、あどけなかったあなたが、54歳になります。一刻の重みを強く感じながら、途方もない思いに襲われます。

 お父さんは今日も、写真の中でほほえむめぐみちゃんの姿に元気をもらいながら、一生懸命、リハビリに励んでいます。お母さんも元気な姿であなたを抱きしめるため、日々前を向いて救出を願い続けています。

 あなたが北朝鮮に連れ去られ、姿を消してから、すでに41年も誕生日を重ねてしまいました。「おめでとう」と、素直に伝える気持ちにはなれません。これほど長く、助けてあげられなくて、本当にごめんね。

 生まれたあなたを初めて抱き上げたときのことを、お母さんははっきりと覚えています。生命力に満ちあふれた「ズシリ」と重たい感触でした。黒い髪の毛が立派な、かわいらしい女の子を授かり、お父さんもうれしくて、うれしくて仕方がありませんでした。

 あなたは花や自然が大好きで、元気に走り回っていました。そして芯が強く、頑張り屋でした。家族皆で正月やクリスマスを祝い、いろいろな場所に旅行に行きましたね。家族の輪の中心には、いつも明るいあなたの姿がありました。

 「私は自分のことをすべて、お母さんに話しているんだよ」。笑顔で寄り添い、そんな言葉をかけてくれてから間もなくあなたはいなくなりました。

 お父さんとお母さん。そして、あなたがかわいがっていた弟の拓也、哲也と一緒に楽しく誕生日を祝う。そんな普通の日常がどれほど尊く、ありがたいものか。身にしみて感じます。

 今、あなたはどんな姿になっているのでしょうか。私たちにとって、めぐみは13歳の女の子の姿で止まったままです。だから、どうしても、すてきな大人になっためぐみを思い描くことができないのです。

 けれども、家族は皆、明るく、強く、元気だったあなたを知っています。この瞬間も助けを待ちながら、懸命に生き抜いているめぐみちゃんを思い、拉致被害者全員の救出を訴え続けています。日本国のたくさんの国民の方々も、力を尽くしています。

 日本は、拉致という非道な国家犯罪を必ず解決し、未来への明るい道筋を切り開けるはずです。めぐみちゃん。あなたを必ず助け出します。長い闘いになりましたが、希望を強く持ってもう少し、待っていてね。

横田 滋   横田早紀江 

TITLE: 教育勅語の何が悪い!

CATEGORY: 意見

柴山昌彦文部科学相は2日の就任会見で、教育勅語について一部記者から

「過去の文科相は教育勅語の中身を肯定するような発言をしているが、どう考えるか」と質問され、「現代風に解釈したり、アレンジした形で、道徳などに使える分野もあるという意味で、普遍性を持っている部分もある」と発言。

これに対し、野党から「認識違いが甚だしい。そのひと言で、昔だったらすぐクビで、言語道断だ」(立憲民主党の辻元国対委員長)、

「全体としての教育勅語は、さまざまな歴史的な負の遺産として認識されているのも事実だ。文部科学大臣の就任時の発言としては、少し軽率なところがあったと思う」(国民民主党の玉木代表)、

「非常に重大な発言だ。『教育勅語の中にも使える部分がある』というのは、政府によっても公式に否定された問題で、臨時国会での追及点の1つになる」(共産党の志位委員長)などと批判が相次いでいる。

辻元君、何が認識違いだ。教育勅語をちゃんと読んだことがあるのかい。

玉木君、どこが歴史の負の遺産だ。GHQ占領下教育勅語は彼らに否定されたのですが、教育勅語は立派な日本人を作るということで恐れられ、否定されたのですよ。

志位君、「政府によっても公式に否定された問題」というが認識不足もいいところだ。昨年政府は、「憲法や教育基本法などに反しないような形で、教材として用いることまでは否定しない」との答弁書を閣議決定していますよ。

どうせ勉強などしない辻元君たちのために、勅語の12の徳目を分かりやすく記して上げましょう。

①孝行     親に孝養を尽しましょう

②友愛     兄弟・姉妹は仲良くしましょう

③夫婦の和   夫婦はいつも仲むつまじくしましょう

④朋友の信   友達はお互いに信じあって付き合いましょう

⑤恭倹(謙遜) 自分の言動を慎みましょう

⑥博愛     広く全ての人に愛の手を差し伸べましょう

⑦智修学習業  勉学に励み職業を身につけましょう

⑧能啓発    知識を養い才能を伸ばしましょう

⑨徳器成就   人格の向上につとめましょう

⑩公益世務   広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう

⑪遵法     法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう

⑫義勇     正しい勇気をもって国のため真心を尽しましょう

戦後これらの心を失わしめたが故に、育児放棄、虐待、親殺しなどがいま起っているのです(仁)。


TITLE: 個性ってなんだろう

CATEGORY: こころ

『わたしの願い』  小6・森琴音さん

わたしは しゃべれない 歩けない

口がうまくうごかない

手も 足も 自分が思ったとおりうごいてくれない

一番 つらいのは しゃべれないこと

言いたいことは 自分の中に たくさんある

でも うまく 伝えることができない

先生や お母さんに 文字盤を指でさしながら

ちょっとずつ 文ができあがっていく感じ

自分の 言いたかったことが やっと 言葉に なっていく

神様が 1日だけ 魔法をかけて しゃべれるようにしてくれたら・・・

家族と いっぱい おしゃべりしたい

学校から帰る車をおりて お母さんに

「ただいま!」って言う

「わたし、しゃべれるよ!」って言う

お母さん びっくりして 腰をぬかすだろうな

お父さんと お兄ちゃんに 電話して

「琴音だよ! 早く、帰ってきて♪」って言う

2人とも とんで帰ってくるかな

家族みんなが そろったら みんなで ゲームをしながら おしゃべりしたい

お母さんだけは ゲームがへたやから 負けるやろうな

「まあ、まあ、元気出して」って わたしが言う

魔法が とける前に

家族みんなに

「おやすみ」って言う

それで じゅうぶん

これは産経新聞の人気コーナー「夕焼けエッセー」に投稿された森琴音さんの文章です。

琴音さんは3歳のとき事故で心肺停止となり、一命を取り留めたが、低酸素脳症の重い後遺症で下半身はマヒし、声は出るのですが言葉にならなくなってしまいました。

上の文章は琴音さんの「わたしの願い」というエッセーです。

琴音さんの願い。

「魔法がとける前に 家族みんなに 『おやすみ』って言う・・・それでじゅうぶん」それにひきかえ、私たちは動くことも、話すことも何だってできるのに、不満をかかえ不幸をあげつらう。

この文章を読むたびに涙が出るのはなぜでしょう(仁)。

TITLE: 地理歴史に偏向防止条項 改正教科書検定基準

CATEGORY: 教科書

平成34年度から導入される新しい高校の教科書作りに向け、文科省は見解の分かれる事柄で偏りがないように、「様々な見解の提示」などを求める条項を地理歴史科に新設することを検討していることが分かりました。

詳細は下記記事からどうぞ。 

産経新聞ニュース⇒http://www.sankei.com/life/news/180725/lif1807250008-n2.html


TITLE: 緊急連絡!「自民党総裁選・安倍晋三 東京街頭演説会」

CATEGORY: 集会のご案内


下記のような緊急連絡があり、告知・拡散依頼されています。

時間の都合のつく方は是非ご参加ください(仁)。

Subject: 緊急連絡!「自民党総裁選・安倍晋三 東京街頭演説会」のお知らせ

■自民党総裁選・安倍晋三 東京街頭演説会のお知らせ
・日時:9月19日(水)17時(30分~60分前にお集まり頂ければ幸いです)
・場所:JR秋葉原駅・電気街口(ガンダムカフェ前広場)
・主催:安倍総裁3選を応援する会

○憲法改正実現のためには、安倍晋三自民党総裁の三選は必須です。多くの支援者のご参加をお願い致します。
○左翼・マスコミは例のごとく、「アベNO!」「改憲反対」「9条守れ」などの掲示物などを持参し、安倍総裁の演説の妨害を計画している、と聞いています。彼らは、そのような「反対」映像の一部を切り取り、「拡大」してマスメデイアで繰り返し垂れ流すつもりです。
○このような左翼・マスコミの妨害を撥ね除けるためにも、多くの支援者のご参加をお願い致します。
    
     報道のあり方を考える有志の会 村上和彦


TITLE: 道徳の授業の完全実施を!

CATEGORY: 教科書

いよいよ道徳の授業が正式の科目となり、道徳教科書も採択されることになります。

どのように授業として進めて行くか真面目な教師も戸惑うことでしょうが、道徳の時間を悪用しようというような教師の授業は監視する必要があります(仁)。

百人の会の記事を転載させていただきます。

《道徳の授業の完全実施を 》

公教育での人間形成のための指導の基礎が道徳の授業。先生がたはいかにして子供らに体得させるべきかを様々に研究し、実践くださるが、その中核をなすのが「道徳」の授業である。

とある中学の指導計画は例えばこのような形で作られている。

道徳の徳目を月ごとに決めて学年として とりくんでみえる。

道徳指導案年間計画 ((中3) 

4月

 礼儀・愛校心・人間性への信頼

5月

集団生活の向上・友情・信頼・健全な異性観

6月

自律の精神。向上心・勤労、遵法の精神。

7月

強い意志・誠実・責任

9月

愛校心・生命の尊重・遵法の精神・家族愛・

10月

礼儀・社会連帯の精神・国際理解・人類愛・節度と調和・

11月

理想の実現・涵養、謙虚・自然愛、人間愛

12月

人間愛・勤労・人間性への信頼

1月

理想の実現・心身の健康・畏敬の念

2月

人類愛・涵養、謙虚・郷土愛・正義

3月

愛国心

そのための指導用書籍は市によってあるいは地域によって様々につくられ実践されてきた。岡崎では「明るい心」「明るい人生」との題名での教科書を使って指導していた。数年前に日々の反省ノートが全国一斉に作られ配付され、教材も配布となり、いよいよ来年からは正規な道徳教科書として他の教科書と同様に教育委員会による採択作業を経て正規な授業形式で道徳指導が始まっていく。

今までのように保護者負担で購入した教材ではなく教科書無償化の対象となる為、出版社は異なるが、必ず道徳教科書として子供たちに渡され、それを用いて道徳授業がなされなくてはならなくなる。

今までの現実は「道徳の時間」の枠はとってあるが、現実、学級会に変わったり運動会文化祭の準備に充てられたり学年指導・リクレーション・球技大会などに代わっていたりしたのが是正され、独立して必修教科とされる。もし道徳授業が何らかの行事に変えられたとしても振り替え授業をなさなければならない対象時間となる。

道徳教科書を開いての授業が義務となるのである。

当然ながら教師は他の教科同様に指導案を作成して導入展開発展整理の形で指導をなして行くことに成ろう。つまり今までは『日常の指導で道徳指導をしている』とか「掃除の実践を通して奉仕の心の体得を諮っている」などの言葉で道徳指導の振り替え成り代用としたと、弁明される場合もあったが、これはこれ、道徳の授業は授業としてなさねばならないし、「権利教育」だけ、あるいは「平和教育・反戦教育.・差別問題教育」だけに特化する「道徳教育」を是正することができるのである。

授業参観などでも基本いずれかの教室では「道徳教育」も組み込まれていかれるでしょう、いや校長に見学を要請することもできましょう。

まずは道徳の授業を事あるごとに話題にし、学校現場に関心を高めてもらわねばなりません。》


TITLE: 目覚めよ!外務省。南京事件はなかった!

わたしも勝手に転載させていただきます(仁)。




≪「南京戦の真実を追求する会」第七回講演会ー外務省目覚めよ!
南京事件はなかった(その2)ーが、9月19日(水)午後6時45分より、
文京シビックセンターで下記の通り開催されます。 主催者の「南京戦の真実を追求する会」から依頼された訳ではありませんが、
勝手に案内を拡散いたします。 勝手に案内を拡散するのは、情報を共有するためです。 僕が尊敬する國學院大学名誉教授の大原康男先生が以前、集会だか講演会
だかの場で、「情報の共有」の必要性かつ重要性を説かれました。 同じように国を憂いていても、人は各々の立場によって戦術はもちろん、
戦略も違ってきます。 それぞれの立場を尊重することは大切です。 しかし、目的が同じであるならば、最低限の情報だけは共有しなければなり
ません。 大原先生が説かれた「情報の共有」に共鳴したことが、僕がメールを活用
して数々の案内などを拡散してきた大きな理由です。 もちろん大原先生の「情報の共有」云々は、僕の勝手な理解に過ぎません。 主催者なり、趣旨なり、演題なり、講師なり、いずれかに自分として賛同
できるときは、拡散いたしたいと考えていますので、ご理解ください。 前置きが長くなりましたが、「南京戦の真実を追及する会」第七回講演会は
下記の通りですので、宜しくお願い申し上げます。 三澤浩一 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 「南京戦の真実を追及する会」第七回講演会 外務省 目覚めよ! 南京事件はなかった その2 なぜ外務省は南京事件を認めるのか? 近隣諸国条項も、日中共同歴史研究も、外務省が主導した。 外務省はホームページから南京事件の項目を消せ! 【日時】 9月19日(水)午後6時45分~8時45分(開場6時30分) 【会場】 文京シビックセンター・小ホール(東京都文京区春日1ー16ー21) 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅より徒歩1分 都営地下鉄三田線・大江戸線「春日」駅より徒歩1分 JR「水道橋」駅より徒歩10分 【講師】 「国際社会は南京事件をどう見ているか」杉田水脈(衆議院議員/自由民主党) 「第六師団は軍紀厳正だった」中山成彬(衆議院議員/希望の党) 「カナダはなぜ南京記念日を作ろうとしているのか」原田義昭(衆議院議員/自由民主党) 「松井石根大将が建立した興亜観音とは」渡辺周(衆議院議員/国民民主党) 【参加費】 1000円(学生500円) 【主催】 南京戦の真実を追求する会(会長・阿羅健一) [ホームページ] http://www.howitzer.jp/history/index.html [お問い合わせ先] Eメール howitzer@waltz.ocn.ne.jp FAX 03-5843-9302 【協賛】 展転社はじめ多数≫

TITLE: なぜ今、憲法改正か!

CATEGORY: 講演会

憲法講演会のご案内です(仁)。

演題は、「なぜ今、憲法改正か!」 憲法フォーラムin船橋

日時:平成30年10月6日(土)

開演:14時(開場:13時)

場所:船橋市民文化ホール

講師:ケント・ギルバート、有村治子(参議院議員)

参加費:無料

参加ご希望の方は参加申込書をFAXで送ってください。

(ご紹介者のところは、お気に召さなければ修正液で消して空欄で出してください)

詳細チラシは、こちら⇒ 憲法フォーラムイン船橋180818をダウンロード

参加申込書・アクセスなどは、こちら⇒憲法フォーラムイン船橋裏面180818をダウンロード


TITLE: 【今日の言葉】 ~私たちが生きる今日という日は~

CATEGORY: 参考情報

BODY:

「致知」が送ってくれる「今日の言葉」を転載させていただきます。

「若者よ、君たちが」を、「私たちが」に置き換えて読みました(仁)。

【今日の言葉】

若者よ、君たちが生きる「今日」という日は

死んだ戦友たちが生きたかった「未来」だ


━━━━━━━━━━━━━━
八杉康夫(戦艦大和語り部)
月刊『致知』より


TITLE: =教育問題とその解決法= 

CATEGORY: 講演会

全国教育問題協議会から研究大会の案内を頂きました。

全教協はとても真剣に教育の正常化に努力している団体です。

今回の基調講演の演題は、「日本の未来を築く憲法の改正について」です(仁)。

日時:平成30年8月25日(土)午後1時~4時

場所:自由民主会館 8階大ホール

パネリスト:衛藤晟一(参議院議員、内閣総理大臣補佐官)、小林昭宏(全日教連委員長)、小林正(元参議院議員、評論家)、堀口文良(全教協副理事長)

詳細は添付のチラシをご覧ください⇒ 全教協研究大会2018をダウンロード

TITLE: 偏向授業の是正に ~教科書検定基準~

8月8日の産経新聞の「主張」に、『偏向授業の是正につなげ』

『教科書検定基準』と題して、文科省が高校用の検定基準改正案を公表したことに触れ、地理歴史科で偏向是正の新規定が置かれることを評価していました。

新しい規定は、見解が分かれる社会的事象の取り上げ方について「図書の内容全体を通じて、生徒が多面的・多角的に考えられるよう適切に配慮」することなどを求めています。

「主張」では、教科書は、執筆者や編集者の独善的考えを披露する場所ではない。自虐的な教科書の編集姿勢こそ見直すべきだとしています。

さらに、日本を悪く言う歴史観が、教師自身に刷り込まれていないか。

指導を今一度見直すべきだとして教える側の問題にまで言及しています(仁)。

産経新聞の「主張」を読む⇒https://www.sankei.com/column/news/180808/clm1808080001-n1.html

TITLE: 「第38回全国教育問題協議会研究大会」のご案内

CATEGORY: 講演会

「第38回全国教育問題協議会研究大会」が開催されますのでお誘い合わせの上ご参加ください(生)。

   日 時 : 8月25日(土)13:00~16:00

   場所  : 自由民主会館 8階大ホール

   テーマ :「日本の未来を築く国づくり・人づくりをめざして」

   登壇者 : 基調講演:岡田直樹氏(参議院議員)

   パネルディスカッション: 衛藤晟一氏(参議院議員)、小林昭宏氏(全日教連副委員長)、

         小林正氏(教育評論家)、堀口文良氏(全教協副理事長)、野澤幸弘氏(全教協理事)

   参加費 : 入場無料

   事務局 : 木上

詳細については、下記URL「第38回全国教育問題協議会研究大会」のホームページをご覧ください。                         以   上

http://www.zenkyokyo.net/convention/1312


TITLE: 「日本教科書」の中学道徳教科書への反対活動が。

CATEGORY: 教科書

下記のようなメールが「百人の会」から参りました。

拡散の為ここに転載させていただきます(仁)。

≪空花です
いよいよ中学校道徳教科書採択が行われます。


恨日勢力は、そもそも道徳教育自体に反対し、碌でもない子供を育てようと画策していますが、
道徳の教科化は勿論、教科書そのものにも必死になって妨害を仕掛けています。


恨日勢力は、どの教科書を選べという「肯定」「推奨」より、この教科書を採択するな、という「否定」「攻撃」の立場しか表しません。
まことに無責任で気楽な戦術です。

昨年の小学校道徳教科書も、特定の教科書(教育出版)を「安倍寄り」という難癖をつけて採択妨害をしてきました。
このたびの中学校の場合では、「日本教科書」というこれまた「安倍寄り」のレッテルを貼り、攻撃しています。


勿論教育委員会は、特定の教科書を採択するな、という陳情に対しては明白に採択しないことを繰り返し表明しています。

私の地元の教育委員会の採択日程は、8月3日(金)10:00と決まりました。これをターゲットに、傍聴動員をかけ、日本教科書採択反対宣伝行動を構えています。主催は、新日本婦人の会練馬支部、練馬教育連絡会、練馬教職員組合 です。(いずれも日共系)≫

TITLE: 教科書検定基準に新規定

CATEGORY: 教科書

7月25日の産経新聞の1面に、「教科書検定基準に新規定」「高校『歴史』偏向を防止」というものがありました。

説明によると、近現代史などでバランスのとれた記述を求める現行基準では「南京事件の犠牲者数」などの個別の記述が対象で、単元や題材は対象外であったが今回、単元や題材ごとの内容に拡大することで、議論を特定の方向に誘導しないような教科書作成をうながすというもの。

例えば、日露戦争の位置づけは大陸進出の本格化という一面的な視点での学習になりかねないが、検定基準の拡大により、アジア諸民族の独立や近代化運動を促した視点も加わり、多面的な見方が育成されるとしている(仁)。

産経新聞記事⇒ 

https://www.sankei.com/politics/news/180725/plt1807250009-n1.html

TITLE: 緊急企画『医療費タダ乗り外国人問題』

CATEGORY: 講演会

明日のことで急ですが、『医療費タダ乗り外国人問題』、ご興味のある方は

ぜひご参加ください(仁)。




緊急企画/東京!長尾たかし衆議院議員に訊く『医療費タダ乗り外国人問題』 長尾たかし議員の国会委員会質疑により、週刊誌にも大きくとり上げられた
『外国人による国保利用の諸問題』。


その詳細はもちろん、長尾議員の指摘を受けて今後どのような措置が必要な
のか?どのような対策がとられるのか?を、じっくりお話しいただきます。

事実をきちんと知り、そして私たち市民に出来る事があるのか?私たちは何を
為すべきか?長尾議員と共にまずは事実の共有を致しましょう^^

もちろん本件にご興味をお持ちの各行政区議員様のご参加も大いにご歓迎申し
上げます。

先日の大阪講演会で「大変解りやすかった」というお声を頂戴しております。 多数の皆さまのご参加をお待ちいたしております^^ 講師:衆議院議員 長尾たかし 日時:平成30年7月24日(火)    開場 18:30    開始 19:00(終了予定21:30) 参加費:1000円   (お釣りのないようご用意戴けましたら有難いです) 会場:TKP神田ビジネスセンターANNEX『8A』    〒101-0053 東京都千代田区神田美土代町1     住友商事美土代ビル 8F    TEL:03-3518-4671(事務所直通)  https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/bc-kanda-annex/access/    ●JR中央線 神田駅 北口 徒歩7分    ●JR山手線 神田駅 北口 徒歩7分    ●JR 京浜東北線 神田駅北口 徒歩7分    ●東京メトロ銀座線 神田駅 徒歩7分    ●都営新宿線 小川町(東京都)駅 出口B6 徒歩2分    ●東京メトロ丸ノ内線 淡路町駅 出口B6 徒歩2分    ●東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 出口B6 徒歩2分 ※会場内での一切の録音録画は禁止致します。 ※動画配信予定はございません。 ※運営に支障が出ると主催者が判断した時はご退室をお願いする事もございます。
その際、参加費返還はありません。
    主催:利他利他有興会 代表あぼともこ
https://www.facebook.com/ritaritaproject/
協力:アジア自由民主連帯 三浦小太郎様

TITLE: 講演会のご案内 ~東シナ海波高し~

CATEGORY: 講演会

作る会千葉支部の方より、下記のような講演会のご案内を頂きました。

ご興味のある方は事前連絡の上、ぜひご参加ください。

とても興味のある演題とDVD上映です(仁)。

7月船橋・史の会ミニ講演会

史の会はつくる会千葉県支部の採択戦実践部隊です。

7月の講演会及びDVD上映会を行いますのでお誘いいたします。

定員数は30名と小規模ですので早急に連絡先にご連絡ください。

平成30年7月13日

日時 平成30年7月22日(日)1時15分

場所 船橋市勤労市民センター JR船橋駅より徒歩7,8分

(南口から京成線下を通って二つ目の道を左折)

講演 川村純彦氏(国家基本問題研究会評議員)

演題 「東シナ海波高し」 中国共産党の尖閣列島侵略と太平洋戦略

なお、講演会前にDVD「海の武士道」上映します。

会費 1,000円

連絡先 koichirojiji@gmail.com  携帯070-6941-1941(愛甲)

ITLE: NHK受信料支払わなくていいです!

いやー、面白いサイトがあることを知りました。これでNHKをぶっ壊しましょう。私のまわりにはNHK受信料を払わない人が結構いるのですが、この「NHKから国民を守る党」ではそれをしっかり理論づけて撃退する方法を教えてくれています。ぜひご覧ください(仁)。

NHKから国民を守る党

TITLE: テレビ報道に不満

CATEGORY: 放送問題

テレビ報道に不満を感じるのは保守の人だけかと思いきや、結構みなさん感じておられるので驚きました。

一般社団法人「放送法遵守を求める視聴者の会」が行った調査では、約7割の人が「偏向報道がある」と答えているそうです。

詳細は下記をご覧ください。

産経新聞記事を読む⇒

TITLE: 上映会『南京の真実』のご案内

CATEGORY: 上映会

当会主催の上映会『南京の真実』~支那事変と中国共産党~ を下記のように開催いたします。

日時:平成30年8月19日(日)  

開場:13時30分

上映開始:14時

会場:パレット柏

参加費:無料

詳細は添付チラシをご覧ください(仁)。


上映会のご案内20180702をダウンロード

TITLE: 変わる運動会 

CATEGORY: 意見

=変わる運動会=

「運動会で差をつけるのはいけないので手をつないでゴールする」というとんでもない話は聞いていましたが、最近は「校庭でクラスメートや家族らと弁当を食べることもしないし、種目も減っている」というのです。なんで?

理由は⇒

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180704-00000006-mai-soci

また「差別しないように」かいな(仁)。

TITLE: こんなひどいことが・・・

CATEGORY: 意見

当会会員からの怒りのメッセージが来ました。

下の “はっか@FC横浜@HK_hakka” というブログを読んで意見を寄せてこられました。

はっか@FC横浜@HK_hakka

亡くなって何年も経つ母宛にNHKから未払いだと多額の督促状が届いた。
家にはもう誰も住んでいないし、屋根には地デジ化前のVHFアンテナしかない。
何故今更こんなものが届くのかと電話をすると死後の分まで払えの一点張り。
おまけに家族の転居先の情報を全部渡さないと解約手続きが出来ないそう。

12:42 – 2018年6月20日

≪会員コメント≫

驚きました。本当かなと・・・。

NHKに電話してみました。否定しませんでした。NHKは、死人からも受信料、取るようです。

解約していないと、死後の受信料払えと。

おまけに、移転先の住所、教えないと解約手続きにも応じないと。

ひどいですよね・・・日本人とは思えない。さすがに、これはアウトでしょう。

死人からも受信料・・・あの世に行って来い!と、言わなければなりません。

こんなNHKなんか、ただでも見たくありません。

ひどすぎる。(和)

TITLE: 緊急情報! 新しい道徳教科書が危険!

緊急情報!!
           

  皆さんご存知ですか!?

平成31年度より、初めての道徳教科書が中学校で使用されることになっています。その採択に向けて、現在、全国の教育委員会で、その教科書の展示会を開いています。

期間は、約2週間で、7月5日前後には終了します。
皆さん、お住いの教育委員会に電話して確認し、一度見に行ってみてください。

どのの教科書も、我々が思う『道徳』と はかけ離れた内容になっています。


『廣済堂あかつき』の教科書などは、『道徳』とは全く真逆の「ルソー」などを取り上げています。


                                      一会員より

TITLE: 百地章氏記念講演のご案内

CATEGORY: 講演会

百地章氏記念講演のご案内

「日本会議千葉東葛北部支部」主催による百地章氏の記念講演が、次のように行われますので、ご紹介します。

なお、細部については、添付チラシをご覧下さい。

日 時 平成30年6月23日(土)

場 所 アミューズ柏(1F)(千葉県柏市柏6-22-22)(04-7164-4552)

次 第 第1部 定期総会(会員)14:00~ (受付開場13:30)

第2部 DVD上映    14:40~ 「今そこにある危機と自衛隊」

第3部 記念講演会   15:10~ 「演題:今年こそ憲法改正の発議を!」

その他 懇 親 会 17:00~

以上

TITLE: 朝日新聞社による露骨な『学び舎』教科書支援

当会会員の小松氏より、NPO法人百人の会の「朝日新聞社による露骨な『学び舎』教科書支援」というブログを転載するよう案内をいただきました。

当会では『学び舎の歴史教科書』についてその内容を問題視しており、参考になりますのでここに転載させていただきます。

Subject: 朝日新聞社による露骨な『学び舎』教科書支援

反日(容共、親朝鮮)傾向の強い、『学び舎』中学歴史教科書は、同種のイデオロギーを抱く私立・国立学校の社会科教師により、公的・中立的自治体教育委員会の審議とは無関係で採択されて使用されている。

その教科書は実に、前川喜平(別称 助平)・文部科学省前事務次官の時代に検定合格している。

少しでも教科書問題に関心ある方なら、当時の検定調査審議会の歴史小委員長・上山和雄の朝日新聞取材記事を覚えていることであろう。

右の自由社と左の学び舎双方を、バランスをとって合格させたのだと。

前川氏は文部科学省の組織ぐるみの天下り斡旋問題の管理(加担?)責任をとって辞任したのであるが、在職中しでかした女子中学生とのいかがわしい「援助交際」に関してはメディアの糾弾を免れている。

どちらも助平ではあるが、セクハラ疑惑を書き立てられ詰め腹を切られた福田淳一・前財務省事務次官の扱いとは大違いである。

前川氏の退職後の言動をみるに、「面従腹背」をモットーとしてきたと公言したり、露骨な安倍政権批判を各地講演会で繰り返していることにより、マスメディアにもてはやされている。このことは項を改めて説明したい。

ここでは、朝日新聞社が『学び舎』教科書の宣伝にいそしんでいることを述べよう。

4月27日の記事に寄れば、朝日新聞社が運営するクラウドファンディングサイト「A-port」に参画する企業団体のプロジェクトを紹介する形で、この『学び舎』を取り上げている。

『学び舎」は、新しい学習指導要領に準拠した教科書作りのために、数千万円を集めなければ成り立たないようで、その資金の一部(目標500万円)をクラウドファンディングで募ることにしているそうだ。

朝日は、こう紹介している。

教科書の制作に携わった「子どもと学ぶ歴史教科書の会」副代表・山田麗子氏(65歳)に取材し、「先生が教えやすい教科書ではなく、子どもたちが学びたくなる教科書を―特定の○○史観を押し付けるのではなく、一生かけて歴史観を培っていく題材となるように作った」と説明させている。

また、実際に使用している採用校からの声として「子どもがさまざまな発見や疑問を口にする」「休み時間まで教科書を読んでいる生徒がいる」などの反響を伝えている。

従来の「教科書的スタイル」からはみ出した斬新な編集であり、子供の関心を惹きつけるかもしれないが、著者たちの「○○史観」が露骨に表れており、

前川文部科学省事務次官好みの「偏向」教科書である。

それを授業で義務として使わされる生徒達が、過った歴史認識に染まらないよう、リテラシーを鍛えていって欲しいものだ。

以上

PS. 「子ども」 ではなく 「子供」と表記するか否かで、その人の道徳観が示されると、常々表明している私です。

使い分けにご留意ください。

TITLE: 交詢社オープンフォーラム『北東アジア情勢にどう対処するか』

交詢社第十回オープンフォーラム『北東アジア情勢にどう対処するか』のご案内

産経新聞を購読していないか見落とした方々へご案内します。 (拡散お願いします)

産経新聞 平成30年4月15日に広告が載っていました。

もし、興味が有る方は、ご参加ください。

櫻井よしこ氏らのフォーラムに、河野太郎外務大臣が基調講演をするなんて言うのは、非常に意味深で面白いと思いました。穿鑿はやめましょう。

詳細は下記URLをクリックしてください(生)。

詢社オープンフォーラムの案内

TITLE: 学び舎の教科書を使っている中学校に行ってきました

CATEGORY: 教科書

当会の会員2名が、学び舎の教科書を使っている某中学校に行き、学び舎の教科書の酷さを説いたビラを配った方がその模様を投稿してくれました。

『入学式に行ってきました。昨年に続き、○○中学校へ。

「学び舎教科書は問題がある」と書いたチラシまきに行ってきました。

9時過ぎに着いたのですが、誰もいない。変だと思い、守衛さんに尋ねました。

「何時から式は始まりますか?」。「9時半です」と。大変だー!・・みんな、もう学校に入ってしまった、どうしよう。

仕方なく在校生に手渡すことにしました。意外な事に、どんどん取ってくれ、ちゃんと読んでいるのです。

そこへ、若い先生がやってきました。「この教科書は、ひどい!子供が洗脳される」といいうと、先生は、ニコニコ笑って「洗脳は、されません」と言います。

おかしなこと言うと思いながら、式典が終わるのを待ちました。

やがて、父兄と生徒が出てきたので、次々と手渡しました。在校生も、どんどん取ってくれたのですが、中におかしなこと言う子が3人くらいいました。「教科書は使ってないから」と。

どういう意味か分からず、問いました。「先生がプリント作ってくれ、それで勉強してる」と言うのです。

そうだったのかと・・ようやく分かりました。この学校は東大にも進学していくようですから、あんな学び舎のような教科書では、間に合いません。まるで、日本の基本的な歴史の流れがわかりません。こんな苦労させて良いのでしょうか?

生徒は、本当に明るく伸び伸びしていました。将来のエリートでしょうが、日本の奥深い歴史を学ぶ前に、こんな教科書で色づけされては、気の毒です。宝の山に入りながら、何も持たずに、帰ってくるようなものです。

「このチラシ、私が書いたのよ」と、生徒に言うと、「すごいですね、ワードで?」と。そして中には、戻って来て、ここと、ここがおかしいと、注意してくれた生徒もいて、なんと生意気な・・と思いましたが真剣に読んでくれたのですね。

そうそう、「塾の案内」やってる人達と一緒に配ったので効果あったのでしょう。父兄は塾の案内と思って取ってくれたに違いありません。

また、この塾の若者たちが、一部,交換して下さいと言うので、どうぞどうぞとさし上げました。貰ったパンフレットの中には消しゴムのおまけがついていました。これは効果があると、ヒントをもらいました。

楽しい一日でしたが、本当に、この国の素晴らしさを学んで、この国をリードしてもらいたいと心から願いました。(和)』

TITLE: 「学び舎」の歴史教科書 ~どこの国の教科書か~

いま当会では、「学び舎」の教科書を次回検定で合格させないよう努力しています。分担して問題点を洗い出し、比較し、問題点を整理してしかるべきところに訴えかけをしています。

いろいろ調べていたら、産経新聞の2015年5月7日の記事に、検定を合格する前の「学び舎」の教科書の酷さについて述べています。大変参考になりますのでここに掲載させていただきます。

しかしその後、その恐れていた教科書が検定に合格してしまったのです。

しかもその検定に携わった検定調査審議会の前歴史小委員長上山和雄氏は、次のように語っているのです。(朝日新聞2015年4月24日、朝日の編集委員のインタビューに答えたもの。抜粋)

ー全体を振り返ると。

「検定が厳格になったとは思っていません。むしろストライクゾーンが広がったと感じます。日本のいいところばかりを書こうとする『自由社』と、歴史の具体的な場面から書き起こす新しいスタイルですが、学習指導要領の枠に沿っていない『学び舎』。この2冊とも、いったん不合格になりながら結局、合格したのですから」

ーなぜ、合格に。

「不合格後に出てきた本は政府見解などを加えていたので、事前にチェックする文科省の教科書調査官の案は、両方とも『○』になっていました。自由社の方は、これまでも同じ論調の別の教科書を合格にしているので、『×』にすると継続性の点で問題がある。では、もう1社の学び舎を『×』にするかですが、基準を一方に緩く、一方に厳しくするのはまずい。結果として間口が広くなったと感じています」という理由で検定を通してしまったのです。

「学び舎」の教科書は、学習指導要領の枠に沿っていないと言いながら、「基準を一方に緩く、一方に厳しくするのはまずいから」という理由で合格にしてしまいました。緩いか厳しいかを論ずるのは、あくまでも「学習指導要領の枠に沿ったもの」であることが前提で行われるべきではないでしょうか。

産経新聞記事を読む

TITLE: 「モリ・カケ問題」から見える日本の深淵(その一)=転載=

CATEGORY: 時事問題

いまの国会で連日行われている不毛な論議。いつまでやるつもりなのだろう。

ほかにやらねばならないことは山ほどある。

しかしあの論議を見て、国民の安倍政権に対する支持が大きく揺らいでしまうのが怖い。

そんなことを思っていたら、UNK通信から我が意を代弁してくれるような内容が

届いたので転載させて頂く(仁)。

UNK通信―357 「モリ・カケ問題」から見える日本の深淵(その一)

NEW!2018-03-20

テーマ:
UNK通信 政治

「モリ・カケ問題」の根に官僚あり?

尖閣問題や北朝鮮の危機が目の前に迫っているのに、日本の政治は相変わらず「モリ・カケ問題」に終始している。表面からは窺い知れない深い理由があるようだ。今回はそのことについて書いて見たい。

戦後日本を動かしてきたのは官僚?

表面的には主権を持つ国民が選挙で政治家を選び、選ばれた政治家が国会で議論を尽くし政策を決定して行くのである。本当にそのようにして戦後の日本は動いてきたのであろうか、実態は違うのではという疑問に行き当たる。

戦後、ある時期まで日本を動かしていたのは「官僚」であった。政治家は政策の細かいところまで理解しておらず、官僚に依存するところが多かった。日本の成功の例である「所得倍増」も実態は優れた官僚によって成功したものであった。
田中角栄は例外であったが殆どの政治家は官僚に頼り政治を行ってきた。官僚も自分たちが日本を動かしているという自負があった。しかし政治主導を実現したい安倍政権が内閣人事局を新設することによりこの構図が変わった。官僚の人事権が政治家に握られたことに官僚は我慢できないのは当然であった。何とか人事権を取り戻し、自分たちの思うように国政を牛耳ろうとして仕掛けているのが「モリ・カケ問題」の本質だと思われる。

この問題を我々はすでに経験している。第一次安倍内閣で官僚が仕掛けたのが年金問題であった。当時、安倍政権が社会保険庁改革関連法案を審議中であった。社会保険庁がこの問題をリークし、マスコミが大々的に煽り立て、野党がこれを利用し安倍政権をつぶしたのである。野党政治家には日本の政治を運営する力量はなく、日本は民主党政権の下で悪夢が現実のものとなった。

今回の「モリ・カケ問題」も構図は同じように見える。財務省や文科省が問題をリークし、朝日はじめマスコミが一斉に煽り立て、野党が国会で騒ぎ立てるのである。防衛、防災、食糧、エネルギー、外交等目の前に重要な問題があるのに、どうでもよいような些末な問題で貴重な時間をつぶしているのが現状である。

官僚が政治を牛耳る方法

日本の政治家は国民の声とアメリカの圧力に弱い。官僚が選んだのがアメリカの圧力を利用し自分たち官僚を利する方法であった。戦後アメリカと結ばれた日米安保条約の第5条に地位協定という条文がある。この国際条約に基づき駐日アメリカ軍は日本政府に様々な要求を行う。この要求は日本の憲法以上の権限を持っているので日本政府も拒絶することは出来ない。
そしてこの会議に出席できる日本側代表は各省庁のトップで政治家ではない。
この会議で決められたことは各省庁から担当大臣に報告され、日本側でそれを拒否することは出来ない。その結果、アメリカの意向が日本の政策となるのが現状なのである。アメリカの要求に対して日本側がどの様に対応したのかすべては公開されていない。

官僚は日本全体のことより各省庁の利害に基づいて行動している可能性が高い。

日米合同委員会

日本の針路に大きな影響力があるこの日米合同委員会について、マスコミは殆ど報道を行わない。秘密会議で非公開なのでやむを得ないのであろう。しかしこのような委員会で日本の針路が決められている可能性についてはマスコミとして国民に警鐘を鳴らす責任がある。この問題は重大なので次回(その二)「日米合同委員会」について改めて書こうと思う。

「モリ・カケ問題」は日本の危機

今回、財務省で公文書の書き換え問題がリークされ、安倍政権は窮地に立たされている。官僚側の思うつぼの方向へ事態は動いている。前回の消えた年金問題と同じような動きである。年金問題も冷静に考えれば、はるか以前の社会保険庁の杜撰さが問題なのに、直接何の責任もない安倍政権に非難の矛先を向け、安倍政権を潰してしまった。その結果、日本がどの様な目にあったか、国民はもう忘れているのだろうか?

このまま放置しておけば、事態は前回の二の舞になること火を見るより明らかではないか。「モリ・カケ問題」など取るに足りない問題で本当に論じなければならない問題は、防衛、防災など国民の安全(拉致問題の解決も忘れてはならない)、20年以上も続き国民を苦しめているデフレからの脱却等多数に上る。本当の問題は何であるか、マスコミに踊らされない、国民の覚醒を期待したい。

TITLE: 学び舎の教科書 日本がない

学び舎の教科書の裏表紙の世界地図に日本の名が全くない。

韓国の地名が日本を覆っている。

そんな“日本の”中学校の歴史教科書ってありますか(仁)。

学び舎裏表紙

TITLE: 学習指導要領 慰安婦扱わず

CATEGORY: 教科書

韓国が国連人権理事会の対日審査で「将来世代が慰安婦問題を含め、歴史の真実を学べるように努力すべきだ」と主張していたのに対し、この度、政府がその要求を拒否しました。

彼らの言う慰安婦問題は事実ではないし、だいたい韓国にわが国の教科書についてとやかく言われる筋合いはない(仁)。

産経新聞記事を読む?

TITLE: こんなうれしいニュースが ~米議会、台湾との政府レベル交流促進する法案可決~

CATEGORY: 時事問題

会員の方からの投稿です。

=こんなうれしいニュースが=

今、見つけました。アメリカが、台湾に寄り添います。中国牽制でしょうね。

アメリカはいよいよ、中國と対立姿勢を鮮明にしてきました。

日本は、中國と離れアメリカと一緒に頑張る方が良いですね。

今後、日米台の軍事同盟を作って韓国は排除でいい。

世界が動いていますね(和)。

NHK NEWS WEB を見る

TITLE: 八千代市教委 「海行かば」で後援見送り

CATEGORY: 抗議行動

2月7日の当会ブログでご紹介した「集会のご紹介 行政に対する歴史戦 ~海行かば~」について今日(3月2日)の産経新聞に経緯が詳しく述べられていますのでご紹介します。

産経新聞を見る

TITLE: おばあちゃんの子育て日記 ~ひなまつり~


CATEGORY: 子育て日記

ひな祭りが近づいて来ました。

もうすぐ、ひな祭りです。

長女の娘に、お雛様を買ったのは、7年前です。

浅草に私達夫婦と娘の家族と買いに行きました。これが、なかなか大変で、ぐるぐる廻って何度見ても、決まりません。もう、どれでもいいや・・・と、みんなくたくたになっていました。

そこに、長女が「これに決めた!」と、はっきり宣言しました。見ると、2体のお雛様で、どこが良いのか、よく分かりません。ただ、値段だけは、べらぼうに高くてびっくりしました。長女が気に入ったのならいいや・・と、夫も、疲れてどれでもよいと。夫が買ってあげました。

ところが、1年位経って、娘が意外な事を言いました。「お母さん、ビックリしたわ。

あの、お雛様、天皇陛下のご成婚の時のお雛様だって」びっくりしたのは、こちらのほうです。どうして、こんな高貴なお雛様が手に入ったのかと・・そちらに驚きました。帰ってネットで調べると、本当でした。お若い頃の天皇陛下ご成婚時の、衣装そのものでした。私は、とても感動しました。こんな高貴なお雛様を選んだ娘の決断に、驚いたのです。

娘が、まだ学生の頃、皇居に一般参賀に連れて行き、「天皇陛下ばんざーい!」を、一緒に叫びました。すると、娘が、なぜだか、わからないけど涙が出てくると・・

もちろん、私もです。遺伝子にスイッチが入るのですね。日本人の遺伝子の中に、「民はおおみ宝」と言って、国民を守って下さった天皇陛下のありがたさが、ちゃんと入っているのです。娘は、、お雛様を出し入れする時、白い手袋をつけて、丁寧に取り扱っています。もちろん、孫には、日本一のお雛様よ!と、いつも伝えています。

TITLE: 韓国ではオリンピックでも日本の国歌を流そうとしない?

CATEGORY: 抗議行動

当会会員から下記のようなコメントがありました。   韓国に文句をつけるというより、このような事実を日本のメディアが何ら報道しないの がおかしいと憤っておられます(仁)。       皆 様   平昌五輪のテレビ報道において、日本が金メダルを取った際の表彰式で君が代が流され るとコマーシャルに切り替わりこれを放送しなかったことを初めて知りました。
インターネットで「平昌五輪」「韓国」「君が代」と入力すると沢山のブログがヒット されます。
これを一切報道しない我が國のメディアはメディアとしての本分を喪失してしまったの ではないでしょうか。是非確認して下さい。   我が國の報道界では「報道しない自由」が罷り通ってしまっているようです。   毎年8月が近くなると、戦前は真実が隠されていたなどと偉そうに報道しますが、世界 で最も自由な我が國において報道界は「韓流病」に罹ってしまったようです。   NHKに電話をしましたが、私が「ブラックリスト」に載っているようで木に竹を接ぐ ような対応でした(松)。      

TITLE: 講座案内「明治政府は沖縄を侵略したのか」

沖縄の問題は非常に複雑であり、分かりにくく、私たちがしい情報を得るのは非常に難しい状況です。こんな時に我々の目の前に沖縄の現状をはっきりとさせてくれる人がいます。

今回の講師、仲村覚氏は、那覇生まれ、陸上自衛隊少年工科学校入校後、航空部隊に配属。退官後の平成21年沖縄が中国の植民地になるという強い危機感から民間団体「沖縄対策本部」(現日本沖縄政策研究フォーラム)を設立し活動中の方です(仁)。

日時:3月17日(土) 午後2時~4時15分

会場:ビジネスホテル シティ・イン茂原 2階会議室

  (JR茂原駅北口より徒歩50m) Tel: 0475-26-1711

参加費:1,000円(高校生以下無料)

連絡先:0475-24-0737  世話人:大塚浩市

TITLE: 「あたしおかあさんだから」

CATEGORY: 意見

こんな「拡散希望」のメールが届きました。素晴らしい歌です。

「あたしおかあさんだから」を聞く

ところがこの歌に対し、「母親の自己犠牲を美化しすぎ」とか、「お母さんにだけ我

慢を強いるのは良いのか」などの批判が殺到しているそうです。ぜひ聞いてください(仁)。

UNK通信-351 ”「あたしおかあさんだから」考”【拡散希望】

2018-02-23

こんな素晴らしい歌があったんだ!

この歌は素晴らしい!大共感!ぜひ多くの方に見て頂きたい。パヨクやフェミの連中が
騒いでも無視すればよい。

母性愛のどこが悪いのだ!NHKが放送を中止したと、言論の自由はどこへ行ったのか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

一人暮らししてたの おかあさんになるまえ
ヒールはいて ネイルして
立派に働けるって 強がってた

今は爪きるわ 子供と遊ぶため
走れる服着るの パートいくから
あたし おかあさんだから

あたし おかあさんだから
眠いまま朝5時に起きるの
あたし おかあさんだから
大好きなおかずあげるの
あたし おかあさんだから
新幹線の名前覚えるの
あたし おかあさんだから
あたしよりあなたの事ばかり

あたし おかあさんだから
あたし おかあさんだから

痩せてたのよ おかあさんになるまえ
好きなことして 好きなもの買って
考えるのは自分のことばかり

今は服もご飯も 全部子どもばっかり
甘いカレーライスを作って
テレビも子供が見たいもの
あたし おかあさんだから

あたし おかあさんだから
苦手なお料理頑張るの
あたし おかあさんだから
こんなに怒れるの
あたし おかあさんだから
いいお母さんでいようと頑張るの
あたしより あなたの事ばかり

あたし おかあさんだから
あたし おかあさんだから

もしも お母さんになる前に
戻れたなら夜中の遊ぶわ
ライブに行くの 自分のために服買うの

それぜーんぶやめて
いま、あたしお母さん

それ全部より お母さんになれてよかった

あたし お母さんになれてよかった
あたし お母さんになれてよかった
あたし お母さんになれてよかった

だってあなたにあえたから

いかがでしたか?

TITLE: 保守とリベラル

CATEGORY: 意見

今年の2月11日の「建国記念の日を祝う千葉県民の集い」での演者、門田隆将氏の話で興味をひかれる話がありました。

いまの若い人のリベラルと保守の捉え方が我々が言うところのものと反対になっているというのです。

我々が「リベラル」というときは、「左翼」というか「左派」を指します。

しかし「リベラル」という言葉そのものの意味は、「寛大な」「偏見のない」「自由主義的な」「進歩的な」などという意味になります。

左翼が偏見がない?自由主義的?

門田さんが言うには、昨年の夏の読売新聞と早大との共同調査によると、18歳から29歳の若者は、日本維新の会と自民党の方が「リベラル」で、共産党や公明党は「保守」だと考えているというのです。

若い人は、そこにあるものを素直に言葉に表現することを選んでいるんですね(仁)。

TITLE: 憲法改正賛同1,000万人達成!中央大会のご案内

CATEGORY: 集会のご案内

法改正賛同1,000万人達成!中央大会のご案内

日本政策研究センターから掲題の集会の案内がありましたのでご紹介します。

チラシにも「『国民の会』『都道府県民の会』に積極的に協力・関わり、各位それぞれの立場で、先駆けとして、あるいは支え役や調整役・つなぎ役となって、大いに改憲運動を盛り上げていこうではないか」とあります。

ここでもう一歩でも二歩でも進めないと、改憲は当分の間出来ないでしょう。改憲出来たころには中国に乗っ取られているなどということになりかねません。

いまの安倍政権のときにとにかくやっておかなくては手遅れです。

日時:平成30年3月14日(水)17:00~18:45(開場16:20)

会場:憲政記念館 講堂  東京メトロ「永田町駅」2番出口より徒歩5分

主催:美しい日本の憲法をつくる国民の会(共同代表 櫻井よしこ、田久保忠衛、三好達)

〒102-0093 東京都千代田区平河町1-2-2-4階

電話 03-5213-4323    FAX 03-5212-7201 

https:kenpou1000.org/

お申し込みはホームページ、FAXまたはハガキにてお願いします。

締め切りは3月9日まで。

憲法改正賛同1,000万人達成!中央集会申し込み⇒

TITLE: 高校の新指導要領 ~愛すればこその歴史~

CATEGORY: 教科書

今日(2月21日)の産経新聞の「社説検証 -高校の新指導要領案―」が面白い。

新設の「歴史総合」は、近現代を中心に日本と世界の関係を複眼的に捉える必須科目で、わが国の歴史への理解とともに、愛情を深めることが目標として明記されています。

これに対し産経社説は「戦後教育に欠けていた点である。愛すればこそもっと知りたいという探求心も生まれよう」と改定の主旨に賛同し、また「先人が築いてきた歴史と文化に誇りを持って学べる教科書と授業につなげてもらいたい」と述べている。

産経の「検証」では、教科書や授業の改善に期待をこめた背景には、高校の現行教科書や授業で日本の行為をことさら悪く強調する自虐的傾向が強いことへの懸念があると述べている。

実に的を得た検証である。

一方、「朝日」や「東京」、「毎日」などの社説は当然ながら改定案に批判的である。ご興味ある方は

産経新聞社説検証⇒

当会は特に「学び舎」の教科書が並外れて自虐史観、階級闘争史観に満ちたものであることを指摘してきた。また検定委員が自ら「指導要領に沿っていない」と述べているような教科書をなんとしても次回は外してもらいたいと訴えてきた。

これからもこの運動は続けていきたい(仁)。

TITLE: 学び舎の教科書について

学び舎の教科書を読んでみてください。

なんと酷いことか。

裏表紙は世界地図。日本の上には日本の地名なし。韓国の地名が日本の

国土の上にのしかかっている。

内容は自虐史観、階級闘争史観で通されている。

こんな教科書が、灘、麻布、開成、筑波大付属などのエリート校に入って

いるのである。

これを何とかすべくいま奮闘中(仁)。

追って活動報告をします。

TITLE: 竹島の日はいつ?

「竹島の日」記念大集会のご案内をしました。 ところが先日ある集会に行ったときにもらったチラシを見ていたら、「日本政府に『竹島の日』の制定と、国際司法裁判所への単独提訴を求める」というのが載っていましたので、ご紹介します(仁)。

竹島の日チラシをダウンロード 竹島の日チラシ2をダウンロード

TITLE: 「竹島の日」記念大集会のご案内

産経新聞の今日の朝刊に「『竹島の日』記念大集会 あす永田町で開催」とありました。

産経新聞記事

わたしのメールにもNPO法人百人の会から同様の集会の案内が来ていました。 分かりやすいのでこれをここに転載します。 ご都合のつく方はぜひご参加ください(仁)。

竹島は歴史的にみても、国際法に照らしても、日本の領土です 平成30年は竹島の島根県告示から113周年、韓国による不法占拠から65年目です 2月22日は「竹島の日」この日島根県松江市では第13回竹島の日記念式典が開催 されます。関東在住の有志は東京に相集い内外に熱く領有をアピールしましょう! 基調講演 下條正男先(拓殖大学教授・竹島問題の世界的権威) 政治家も多数参加!

日時 2月15日(木)午後5時~7時(4時半開場)

場所 憲政記念館・会議室(千代田区永田町11-1-1)

会費 無料(カンパ大歓迎)

主催 「県土竹島を守る会」 会長諏訪部 事務局長梶谷 (080-1910-1308)

東京有志 綿貫洋(090-4962-3458)         

永井清之(090-4369-6652)         

村田春樹(090-7055-2500)

事前連絡不要 直接会場へ。

TITLE: ~「素人の知」で専門家の暴走を批判~ 渡部昇一 

今回は私が大好きな「国際派日本人養成講座」に、私の大好きな渡部昇一先生の話が載っているので、
みなさんにもぜひ読んでいただきたいと思いここに転載させていただきます。


私たちが陥りやすい「机上の空論」に、いかにすれば陥らずにすむかを考えさせてくれる内容です(仁)。

■■ Japan On the Globe(1049)■■ 国際派日本人養成講座 ■■

人物探訪:渡部昇一
~ 国民のコモン・センスを守り育ててきた一生

「素人の知」で専門家の暴走を批判し、国民の「共有された思慮分別」を守り育ててきた一生。

■転送歓迎■ H30.02.11 ■ 51,593 Copies ■ 4,456,629Views■
無料購読申込・取消: http://blog.jog-net.jp/


■1.“素人の人”

 渡部昇一氏が亡くなって、もうすぐ1年経つ。渡部氏の編集者として20余年にわたって20点以上の 著書の編集を行ってきた松崎之貞(ゆきさだ)氏は、「連峰」のような「知の巨人」だった、と評する。

 渡部氏は英文法専攻として出発したが、「和歌の前の平等」という国文学での卓見を発表し[a]、文部 省が教科書検定で「侵略」を「進出」に書き換えさせたという新聞報道を誤報であると指摘して沈静化さ せ、さらには「南京事件」や「従軍慰安婦」での歴史戦争の最前線で戦ってきた[b]。

 これら以外にも人間学、知的生活などの分野でも多くの著書を残しており、まさに「連峰」型の知の巨 人である。ただここで注意すべきは、英文法以外のすべての分野で渡部氏は「素人」だった、という事で ある。松崎氏は、この点を次のように論評している。

__________
 渡部昇一は“素人の人”である。

 何事であろうと、素人として疑問を感じると、相手が大家であれ、斯界の権威であれ、その疑問をぶつ けるからだ。「素人が口を出すな」といわれようと、おかしいと思ったらそれを口にする。あるいは文章 にして発表する。ジャーナリスト・立花隆との論戦に発展した「角栄裁判」のケースなど、その格好のケ
ース例である。[1, p191]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「角栄裁判」のケースでは、元首相・田中角栄がロッキードから5億円を受けとったとして一審で有罪判 決が出て、角栄側が控訴すると、元最高裁長官が「一審の判決に服すべきだ」と発言した。これに対して、 一審に不服があれば、高裁、最高裁に上告できるというのは国民の権利ではないか、と渡部氏は批判した
のである。

 元最高裁長官と言えば法学の最高権威である。それに英文法学者が法律の問題で立ち向かったのだから、 ドン・キホーテ並みの突進もいいところだ。一方、この長官は「渡部氏は法律の専門家でもないから反論 しなかった」と発言したと伝えられている。

 素人なのに最高権威にも立ち向かっていく渡部氏と、素人相手の議論はしない専門家と、姿勢の違いは 鮮明である。


■2.素人の国民が言挙げするのが民主主義の基本原理

 たとえば英文法というような特殊な学問分野なら、専門家が素人とは議論しないというのはあっても良 いだろうが、こと国政上の問題に関して「素人とは議論しない」という姿勢は、民主主義政治の根幹を否 定する姿勢である。

 そもそも民主主義とは、一般国民が政治上の決定権を持つ制度である。政治家は自らの主張を国民に訴 え、国民がその賛否を選挙における投票で示す。同様に最高裁判所の裁判官に関しても、国民審査の投票 によって、その職責にふさわしくない者は解任される。したがって、裁判官もその判決について一般国民 に判りやすいように説明する責任がある。

 一般国民とはほとんどの国政上の問題に関して素人であり、政治家や裁判官は専門家である(はずだ)。 したがって、政治や裁判の問題に関して、専門家が素人とは議論しないと言ったら、それは国民の主権を 無視した姿勢である、ということになる。

 民主主義社会では、素人の国民が政治や裁判でおかしいと思ったことは、どしどし言挙げをするという のが基本原理である。それを徹底的に行ったのが渡部氏であった。


■3.身の危険も顧みずに

 もっとも床屋談義で素人があれこれ言いたいことを言うのは簡単だが、渡部氏の場合は公の場で発言し たり、文章で発表する。この「角栄裁判」のケースでは、雑誌『諸君』昭和59(1984)年1月号に 「『角栄裁判』は東京裁判以上の暗黒裁判だ!」と題して、60枚もの文章を発表しているのである。

 しかも当時の左翼が敵視していた田中角栄を弁護するだけに、その中に間違いでもあれば、集中砲火を 浴びるリスクも大きかった。実際にジャーナリストの立花隆は「あまりにお粗末な議論」などと罵倒し、 「朝日ジャーナル」で「ロッキード裁判批判を斬る~幕間(まくあい)のピエロたち」という連載で渡部
氏批判を始めた。

 立花は法律の専門家ではないが、膨大な『ロッキード裁判傍聴記』を書き続けており、この裁判に関し ては詳細を知り尽くした専門家である。その「渡部昇一の『知的煽動の方法』」「渡部昇一の『探偵ごっ こ』」などと揶揄調の論法に対して、渡部氏は「立花隆氏にあえて借問す」と真剣な議論を挑んだ。


■4.憲法違反の判例が固定化されたら、わが国はどうなるのか

 渡部氏があえて「暗黒裁判」と呼んだのは、検察側がロッキード社側の証人に刑事免責を与えて証言を 得ており、弁護側の反対尋問を許さない点にあった。これは「刑事被告人は、すべての証人に対して審問する機会を充分に与へられ」という憲法第三十七条に違反する所為であった。

__________
 刑事被告人が検事側証人に対して反対尋問するという、現憲法に明記されている重大な権利を否定する という判例をそのままにしておいてよいのか。[1, p195]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 こんな憲法違反の判例が固定化されたら、わが国はどうなるのか、という危機感が渡部氏を突き動かし ていた。渡部氏の主張が正しい事は、後の最高裁判決でも追認された。

「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」への取り組みでもそうだが、渡部氏が敢えて素人ながら専門外の問題に 果敢に挑んだのは、その道の専門家たちの暴走が国の行く末を危うくすると思われた時だった。国の将来 を危うくする問題に関しては、その道の専門家に対しても、自らのリスクなど考えずに挑戦していったの
である。


■5.「素人としての知」をどう身につけるか

 国の前途を憂う渡部氏の危機感が専門外での多様な著作群をもたらし、それによって多くの国民が啓蒙 された。この危機感が氏の豊穣な知的生産の原動力だったのだが、我々一般国民として、もう一つ学ぶべ きなのは、多くの分野の専門家にも屈しない「素人としての知」を渡部氏がどのように身につけたのか、 という点である。

 この「素人としての知」は、国民が素人として様々な分野の専門家を使っていかねばならない民主国家 の欠くべからざる基礎である。この「素人としての知」がなければ、国民は政治家、裁判官、ジャーナリ ストなどの専門家に操られる愚民に過ぎなくなる。

「素人としての知」を育てる秘訣を、渡部氏自身が若い頃に学んだと思われる逸話が残っている。

 渡部氏の両親は貧しくて、小学校の卒業証書も持っていなかった。その母親・八重野が、戦後まもなく の頃、東大経済学部教授・大内兵衛の「鉄、石炭といった重要な物資は私企業に任せると格差が生じるか ら、国家が管理して公平に配分すべきだ」という趣旨の主張を小耳に挟んで、こう言ったという。

「それは配給にしろということじゃないの。勝手に商売させないような政治はどんなに立派なことをいっ てもダメよ」と。小学校も出ていない母親が、東大教授の論をばっさり切り捨てたのである。

 渡部氏は後年、ノーベル経済学賞を受賞するフリードリヒ・フォン・ハイエクが何度も来日講演をした 時に通訳を務めた。そしてハイエクから学んだ事を次のように要約している。

__________
 ハイエクがいいたかったのは(中略)自由市場に政府が干渉すると結局人間の自由が根こそぎ失われる ということなのである。[1, p101]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 自由市場経済を否定する共産主義や全体主義が独裁国家と化し、多くの国民を虐殺・虐待した事が20 世紀の人類の経験した巨大な悲劇であった。その悲劇がなぜ生まれるのか、を分析したのがハイエクの学 問だったのだが、小学校も卒業していない母親が、ノーベル賞を受賞した経済学者と同じ事を言っていた
のである。


■6.現実の経験か、机上の空論か

 なぜ無学の母親がノーベル賞経済学者と同じ指摘ができたのか。この点は「それは配給にしろというこ とじゃないの」という言葉が明らかにしている。戦時中の国家総動員体制で行われた配給制度は、一種の 計画経済であった。それに真面目に従う人はひどい目に遭い、ずる賢い人は闇市で儲けたという経験を母 親は味わっていたのだろう。

 いくら東大教授が崇高な理想と合理的な理論を持って説いても、それが配給の失敗という現実の経験に 基づいていなければ、机上の空論である。実際の経験よりも机上の理論を重視するというのは、多くの専 門家が陥りやすい陥穽である。

 フランス革命もロシア革命もシナ革命も、机上の空論を強行し、人類全体で1億人とも言われる犠牲者 を出した。「人間はそれほど賢くない。我々が知らないことは沢山ある。だから一歩ずつ、闇夜を手探り で前進していこう」というのが、健全な保守主義者の姿勢なのである。

 この闇夜の例を使えば、計画経済でやっていこうというのは、頭で考えだした地図に基づいて、闇の中 を突っ走るようなものだ。地図に書かれていない岩でもあれば、躓いて大怪我をしてしまう。

 そして専門家ほど自分の専門分野に自信を持っているので、闇夜の岩に躓きやすいのである。現実世界 でどこにも成功したことのない共産主義にあれほど多くの知識人が惑わされた原因もここにある。


■7.「本当に分かる」ということ

 現実の経験に基づいて自分の頭で考えるという姿勢が、渡部氏の場合は常人離れして徹底していた。そ れを教えてくれたのが、旧制山形県立鶴岡中学校で渡部氏が出会って生涯の師と仰いだ老英語教師・佐藤 順太だった。

 佐藤先生は17世紀のイギリスの哲学者フランシス・ベーコンのエッセイ「学問について」を取り上げ、 文法から単語の意味まで精しく吟味していく。1時間に1行しか進まない時も何回もあった。渡部氏には、 それがゾクゾクするほど面白かった。

 ある時、佐藤先生から「”nowadays”(近ごろ)という単語にはなぜsがついているのか?」と問われ た。「s」が複数形を作るということを覚えていただけでは、説明にはならない。ほかの英文科の先生た ちに聞いて回ったが、誰も答えられない。

 それが分かったのは2年後、渡部氏が大学に入って、英文法の本を読んでいたときだった。Sには副詞 を作るという強力な働きがある。夏休みに帰省して、佐藤先生にこの発見を伝えると、にっこりとして 「そういう疑間を一つでも自分で解くと、うんと力が伸びるものだ」と言われた。

「本当に分かる」とはどういう事が分かると、渡部氏は「わからない」と言うことを怖れなくなった。大 学の英文科ではむずかしい話をわかったように偉そうに言うのが普通であったが、渡部氏は英詩の大部分 は不自然でわからない、と公言して憚らなかった。

 後にアメリカの大学に招聘されて一年間を過ごした時に、日本語の講談や捕物帖はゾクゾクするほど面 白く読めるのに、なぜ英語の小説は面白く読めないのか、と考え、「自分の英語は本物ではない」と結論 づけた。それからアメリカの通俗小説を読み続け、ついには身体がゾクゾクするほど面白く読めるように
なった。

 このように「分からない」という事を恐れないから、「角栄裁判」にしろ「南京大虐殺」や「従軍慰安 婦」にしろ、自分が本当に分かるまで追求していく。

 特に左翼の専門家は、マルクスが大英帝国図書館の机上で壮大な理論をでっちあげたDNAを継承して いるせいか、事実無視の思い込み、知ったかぶりが多いから、事実を丹念に調べて、自分が本当に分かる まで追求していく、という渡部氏の姿勢にはひとたまりもなく虚構が暴かれてしまうのである。


■8.共同体の中で「共有された思慮分別」

 こうした渡部氏の「素人の知」を大切にした姿勢を辿ってみると、”Common Sense”という言葉がしき りに思い浮かぶ。”Common”とは共同体の中で「共有された」という意味で、たとえばボストン・コモン と言えば、もともとボストンの市民が牛の放牧で共有して使っていた土地である。”Sense”は日本語で言 えば「思慮分別」という言葉がぴったりする。

 したがって”Common Sense”と言えば、「共有された思慮分別」となる。一部の専門家だけが持ってい る知識や理論ではない。良き国民であれば、同様の思慮分別を共有しているはずだ、という前提がその背 後にはある。しかも、この「共有された思慮分別」は共同体に属する人々が、代々の歴史的経験から蓄積
してきたものである。

「素人の知」と言えば、いかにも「専門家の知」に比べて低級に感じられるが、それは共同体の中で蓄積
され、共有されてきた思慮分別なのである。たとえば、戦時下の配給制度のひどさを体験した人々は、渡
部氏の小学校も出ていない母親が「勝手に商売させないような政治はどんなに立派なことをいってもダメ
よ」という言葉に共感しただろう。

 こうした”common sense”で結ばれた共同体としての国民が、専門家としての議員や行政官を選んで使
うのが民主主義の原理である。

 渡部氏が生涯を通じて追求してきたのは、徹底した素人の、すなわち一般国民の立場から、歴史家やジャ
ーナリスト、裁判官など専門家の暴走を批判し、それによって国民の”Common Sense”を守り、深めてき
たことではなかったか。とすれば、渡部氏の生き様を天才として敬して遠ざけるのは、氏の本望ではない
だろう。

 国民一人ひとりが自身の体験をもとに「本当に分かる」まで、物事を突き詰めて考える、それによって 心中の「共有された思慮分別」の根っこを太く深く伸ばしていく。それが自由民主主義国家としての日本 を強くし、ひいては日本国民をより幸福にしていく道なのである。我々が渡部氏から学ぶべきは、この道 だろう。
(文責 伊勢雅臣)

■リンク■

a. JOG(702) 日本語が育てる情緒と思考
 情緒を養う大和言葉の上に、論理的思考を支える外来語を移入して、我が国は独自の文明を発展させて きた。
http://blog.jog-net.jp/201106/article_2.html

b. JOG(913) 「歴史戦争」を斬り返す ~ 渡部昇一『歴史の授業』から
「我々の子孫にそんな思いをさせては、いかんのですよ」との思いで、85歳の老碩学が「歴史戦争」を 戦っている。
http://blog.jog-net.jp/201508/article_5.html


■参考■(お勧め度、★★★★:必読~★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 松崎之貞『「知の巨人」の人間学 -評伝 渡部昇一』★★★、ビジネス社、H29
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4828419845/japanontheg01-22/


■『日本人として知っておきたい 皇室の祈り』へのアマゾン・カスタマー・レビュー(抜粋)

■■評価★★★★★(towsonさん)

 特に、江戸末期から近代にかけての歴代の天皇皇后両陛下の逸話を読んでいくと、「利他心」が皇室の
基になっていること、そしてだからこそ「万世一系125代」という途方もなく長く濃密な歴史を積み重ね
てこれたのだということが、すんなり腹に落ちることでしょう。

■■評価★★★★★(河谷隆司さん)

 三章の末尾の語源の話しは楽しい。「こんにちは」は太陽。「元気」は元の気だから太陽の気(エネル
ギー)。「さようなら、ご機嫌よう」が、太陽の気を頂いているのなら、ご気分がよろしいでしょう、を
意味すると! 心に安寧を頂いた著者に心から感謝したい。

__________
伊勢雅臣『日本人として知っておきたい 皇室の祈り』、育鵬社、H30
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4594079032/japanontheg01-22/
アマゾン「メディアと社会」「ジャーナリズム」カテゴリー 1位(2/1調べ)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

■伊勢雅臣より

 読者からのご意見をお待ちします。
 本誌への返信にてお送り下さい。


=以上が転載内容です。
これからは私も分かったような顔をせず、分からないことがあったら一つ一つ分かるようにしていくこと が大事だた思いました(仁)。

TITLE: 「学び舎」の教科書の検定について 

学び舎の教科書は階級闘争史観、自虐史観に貫かれ、常に市民とりわけ子供や女性が虐げられたという暗い論調で進められている。

TITLE: おばあちゃんの子育て日記 ~夫婦別姓に賛成?~

当会会員から投稿をいただきました。

いままで結婚をしたら夫の姓に統一するというのを当たり前と思ってきました。

いま別姓を推し進めようという動きがあります。

私たちの社会の最小単位は家族です。家族あっての社会であり、国です。その大本の 家族を解体しようという動きはあの手この手で入り込んできています。気をつけまし ょう(仁)。


≪≪昨年の、内閣府の世論調査で、夫婦別姓の賛成が反対を上回ったということです。


ただし、18歳以上の対象者の調査で、こんな子供に、尋ねればそれは、こういう結 果が出てもおかしくはないでしょう。上回ったと印象操作して、国民を誘導していま す。内閣府は、夫婦別姓を、使命と感じて、もう5回目の調査だと。

私は、この夫婦別姓に大反対です。

家族は、たくさんの試練を乗り越えなければなりません。一人では乗り越えられなく ても、家族がいれば、乗り切れます。同じ姓で、夫婦であり、親子であり兄弟です。
これが、バラバラだと、ただの集合体で、家族と言う神聖な絆が失われても、おかし くありません。

どうして、内閣府や法務省そしてNHKは、こんなに熱心に、家族解体をもくろむので しょうか?

おそらく、夫婦別姓が実現したら、だんだん、家族の意味が無くなり、結婚せず、子 供を産み、ただの、動物の寄せ集めです。こんなことも、わからない人達が、この国 の指導者ですから、本当に困ります。

家族を潰したいのですか?子供に、安定した環境を与えたくないのですか?家族と言 う絆を神聖だと認めないのですか?結果的に、家族がいなくなり、バラバラの個人に 帰結した時、人は生きていけなくなります。


本当に、考えてほしいです!家族を守ってほしいです!(和)≫≫

TITLE: 第1回 東京「竹島の日」記念大集会のご案内

百人の会からこんな情報の拡散依頼がありましたのでご紹介します。


≪各位

 第1回 東京「竹島の日」記念大集会が以下の通り開催されますのでご案内致します。

   日時  2月15日(木)17:00~21:00(開場16:30)
   会場  憲政記念館 会議室
   基調講演  下條正男先生(拓殖大学教授)
       *政治家も多数参加予定
   会費  入場無料  ≫


詳しくは下のサイトに載っていますのでご覧ください。

http://blog.livedoor.jp/soyokaze2009/archives/51893161.html

事前連絡は不要、直接会場へどうぞとのことです。(仁)

TITLE: ☆集会のご案内☆  行政に対する歴史戦 ~海行かば~

「千葉県の教育を正す有志の会」の伊東様から下記のような集会の案内をいただきました。 教育委員会の後援不承認について、はっきりとした回答を出してもらいましょう。

≪各位様

千葉県の教育を正す有志の会

3月3日(土)「日本の歌を歌う会」の開催に努力してきたところですが、千葉県八千代市教育委員会は例年と違って後援不承認の通告をしてきました。八千代市教育委員会に抗議し、審査請求を提出しているところですが、いまだ審査はなく、面会抗議に対しても担当者は、軍歌を聞かせるのでは後援できない、と電話回答してきました。

審査庁は教育長であるため撤回の可能性はないでしょう。

教育委員会の後援があってもなくても、歌う会の実施に影響はないのですが、その不承認の理由が、これまで「海ゆかば」や軍歌が歌わてきており、教育上不適切であるとの理由であるようです。

「海ゆかば」は第二国歌とも言われ、軍歌の範疇には入りません。また軍歌は戦友の団結と戦死者の慰霊を歌ったものであり、まさに、近代日本の歴史や文化そのものです。

涙なくして聞けないのです。

特定のイデオロギーで教育を歪めていけません。

この問題は、行政に対するまさに歴史戦と言えます。

そこで集会を行い、今後の対応策を考えます。有志の方はご参集ください。

日時 平成30年2月12日(月・祭日振替日) 1時~

場所 船橋駅南口駅前ビルFACE 5階 市役所受付奥市民談話室

検討課題 市民に対するチラシ配布等の広報、市役所前での街宣、ブログを活用した抗議など

参加不参加の連絡は不要です。

 有志 永井紀雄、小松隆夫、伊東康夫≫

関心のある方はぜひご参加ください!(仁)

TITLE: おばあちゃんの子育て日記 ~一番高い徳は~

会員の方から投稿をいただきました。

自分が子供を育てている時って余裕がないんですよね。でも育て終わっていま人の 育て方を見ると、もっと優しく、そんなに怒らないでなどと思ってしまいます。(仁)


寒い小雨の中、若いお母さんと3歳くらいのかわいい男の子が走り込んできました。
マンションの入り口です。


男の子が泣き叫び、お母さんはきつい顔して、怒鳴っていました。つい、男の子の 手を引いて、「お母さんの言うこと聞くのよ」と、諭しました。


お母さんが、もう少し、余裕を持ってほしいとも思いましたが、昔の自分を見る様で、 正直つらい気持ちになりました。


エレベーターに乗り、お母さんに、「大変ね・・」と、つい、言葉が出ました。


「でも、きっと、りっぱな子に育つから頑張りなさい!」と言うと、涙ぐみました。
「私も、そうだったから、頑張ってね」と言うと、又、泣いていました。


私にもわかります。子供が、聞き分けなくて、泣きたくなる気持ち。


今の、我が子を見ると、ウソみたいに、立派な大人になりました。わからない時期は 仕方ないのです。きっと、わかるようになりますから、長い時間で育てていけばよい と思います。


人間の徳の中で、一番高い徳は、明るいということだそうです。明るいお母さんで生
きていけば、子供も明るい子に育ちますね。


わっはっはっ・・・と、笑って生きていきましょう!

TITLE: 講演会のご案内  =パレンバンデー=  主催:「空の神兵」顕彰会

「史実を世界に発信する会」から下記のような講演会の案内をいただきました。

転載させていただきます。ご興味のある方はぜひどうぞ!


≪第2回「パレンバンデー」講演会のご案内

主催:「空の神兵」顕彰会(名誉会長:加瀬英明、会長:奥本康大)


昭和17年2月14日、大東亜戦争初頭における画期的な戦果が達成されました。
インドネシアのパレンバンの石油生産施設を、落下傘降下部隊によって、ほとんど
無傷で確保するという大戦果です。

日本にとっては、この2月14日はバレンタイデーならぬ「パレンバンデー」として
記念すべき日です。

昨年、第1回目の記念講演会を行いましたが、それに引き続き、今年も第2回の記念
講演会を下記のとおり開催することになりましたのでご案内します。

皆様のご来場をお待ちしております。

平成30年2月1日「史実を世界に発信する会」 茂木弘道

*日時:平成30年2月14日(水)17:30~19:30

*場所:憲政記念館(講堂)

    東京都千代田区永田町1丁目1-1 (03-3581-1651)

*参加料:2000円 ⇒お申し込みは下記に(要:事前予約)

    ・連絡先: k.okumoto.0715@nifty.com 090-1037-8754(奥本)

*講演内容

  ・開会挨拶:茂木 弘道(史実を世界に発信する会 会長代行)

  ・第一部【基調講演】

       テーマ: 「パレンバン部隊が果たした役割」

       講 師: 髙山 正之

  ・第二部【パネル討論会】

       テーマ: 「石油なくして国防なし」(空の神兵から学ぶもの)

       パネラー: 頭山 興助 (呉竹会会長)

             西村 眞悟 (元衆議院議員)

             藤井 厳喜 (国際政治学者)

             奥本 康大 (「空の神兵」顕彰会会長)

       進行役:  葛城 奈海 (防人と歩む会 会長)

  ・閉会挨拶:菅家 一比古 (一般社団法人 美し国代表 理事長)  

*後援(順不同)

  ワック株式会社、株式会社展転社、株式会社ハート出版、一般社団法人美

  し国、呉竹会、史実を世界に発信する会、新しい歴史教科書をつくる会、

  日本会議東京都本部、二宮報徳会、東京教育研究会、近現代史を学会≫


・事前予約が必要ですのでお忘れなく。(仁)

TITLE: 歴史偏向是正へ新規定

産経新聞平成30年1月28日の1面トップ記事


≪平成29年度内に予定されている約10年に1度の高校の次期学習指導
要領改定で、文部科学省が地理歴史科について、一面的な見解だけを取り
上げるなど偏った指導内容とならないよう求める文書を新たに規定する方
向で検討していることが27日、分かった≫と報じている。


≪過去には慰安婦を「従軍慰安婦」と表記し「朝鮮半島から無理やり狩り
出され、知らぬうちに慰安婦とされていた若い女性たち」と紹介する資料
を使うなど一面的な授業も行われてきた。今回の改定に伴う新規定により、
偏向授業に歯止めがかかる可能性がある≫という。


詳しくは産経ニュースの記事をご覧ください⇒

http://www.sankei.com/life/news/180128/lif1801280011-n1.html

このような是正が行われることは大変ありがたいことです。
われわれもどんどん声を上げていきましょう。(仁)

TITLE: 歴史教科書読み比べ(10) : 白村江の戦い

私の好きな「国際派日本人養成講座」の中の歴史教科書読み比べ(10)を
転載させていただきます。

平成25年のものでちょっと古いのですが、当会では歴史教科書の読み比べを
やっている所なのでここに転載させていただきました。(内容に少しも古さは
ありません)


■■ Japan On the Globe(808) ■■ 国際派日本人養成講座 ■■

歴史教科書読み比べ(10) : 白村江の戦い

 老女帝から防人まで、祖国防衛に尽くした先人の思い。

■転送歓迎■ H25.07.21 ■ 42,685 Copies ■ 3,716,286 Views■
無料購読申込・取消: http://blog.jog-net.jp/

■1.「日本の軍船400隻は燃え上がり、空と海を炎で真っ赤に染めた」

 663年の白村江(はくすきのえ)の戦いは、古代日本のその後の進路を
大きく変えた出来事だった。自由社版の歴史教科書は「白村江の戦いと国
防の備え」と題した1節を設け、こう書く。

__________
 7世紀のなかば、朝鮮(ちょうせん)半島では新羅(しらぎ)が唐(とう)
と結んで百済(くだら)を滅亡させた。日本と300年の親交がある百済が滅び、
半島南部が唐の支配下に入ることは日本にとっても脅威だった。

そこで、百済を復興するための救援要請を受けた朝廷は、多くの兵と物資を
送った。唐・新羅連合軍との決戦は、663年、半島南西部の白村江で行われ、
2日間の壮烈な戦いののち、日本・百済側の大敗北に終わった(白村江の戦い)。
日本の軍船400隻は燃え上がり、空と海を炎で真っ赤に染めた。次いで、新羅は
高句麗もほろぼし、朝鮮半島を統一した。[1,p56]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「日本の軍船400隻は燃え上がり、空と海を炎で真っ赤に染めた」とは
『旧唐書』での記述をもとにしているが、印象的な光景である。

■2.東書版の2つの違い

 この白村江の戦いについて、東京書籍版はわずか5行で済ませている。

__________
 朝鮮半島では、新羅(シルラ、しらぎ)が唐(とう)と結んで百済(ペク
チュ、くだら)や高句麗(コグリョ、こうくり)をほろぼしました。日本は
百済を助けるために大軍を送りましたが、新羅・唐の連合軍に敗れました
(白村江(はくすきのえ、はくそんこう)の戦い)。その後、新羅は、唐の
軍隊を追い出して、朝鮮半島を統一しました。[2,p34]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 シルラ、ペクチュ、コグリョと半島諸国には朝鮮語の読み仮名を振り、
唐は日本語読みにしているのは、あいかわらずの二重基準、半島向けおべっ
かである。[a,b]

 しかし、それ以外にも、この短い記述で、自由社版とは大きな違いがある。
第1は、東書版では「日本にとっても脅威」という視点がまったくないこと。
第2に、「新羅は、唐の軍隊を追い出して、朝鮮半島を統一しました」という
記述を加えていること。

 以下、この2点を考えてみたい。


■3.「半島南部が唐の支配下に入ることは日本にとっても脅威だった」

 大和朝廷の出兵動機は明確だった。第一に300年ものよしみのある百済が
滅びるのを傍観していては道義心が許さないこと、第二には、百済が唐に侵さ
れてしまうことは、日本への直接の脅威になること、この2点で朝議は一決し
た。[3,p243]

 第二の理由である「半島南部が唐の支配下に入ることは日本にとっても
脅威だった」との自由社版の一節は、現代にも通用する地政学的な常識だ

 鎌倉時代の元寇は、朝鮮半島を手中にした元が朝鮮軍を手先として使って、
我が国に侵略を試みたものである。明治に入ってからの日清戦争は朝鮮を清国
の覇権下から独立させるために行われたものだったし、日露戦争は朝鮮がロシ
アの勢力圏に落ちることを防ぐためだった。戦後の朝鮮戦争も朝鮮全域が共産化
すれば、日本もドミノ倒しになる、という米国の危機感からだった。

 坂本太郎博士は[3]において、68歳の女帝が自ら北九州まで軍を率いて
出向いたこと、しかし慣れない旅と風土のせいか、病気にかかり、亡くなって
しまった事実から、こう述べている。

__________
 老齢の女帝が遠く九州まで足をのばしたこの事実は、百済救援の問題が、
日本にとって、どんなに重大と考えられたかを示してあまりがある。[3,p244]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 さらに後を継いだ中大兄皇子は大和に帰って母天皇の大喪もできず、また
即位もしないで、皇太子のままで遠征軍の指揮をとった。百済救援が、我が
国の安全保障上、致命的な問題と考えられていたことは、これらの事実からも
容易に窺うことができる。


■4.「九州の博多湾の近くにつくられた軍事用の施設です」

 さらに敗戦後に、日本が必死の防衛努力を行った点を見ても、この事が
分かる。自由社版は「白村江の戦いと国防の備え」の後段でこう述べる。

__________
 白村江の敗北は、日本にとって大きな衝撃だった。唐と新羅の襲来を恐れた
日本は、九州に防人(さきもり)を置き、水城(みずき)を築いて、国をあげ
て防衛につとめた。また、中大兄皇子は都を飛鳥(あすか)から近江に移し、
即位して天智天皇(てんじてんのう)となった。天皇は国内の改革をさらに進
め、全国的な戸籍をつくった。[1,p56]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 東書版でこれに相当する部分は、次の一文のみである。

__________
 中大兄皇子は、西日本の守りを固め、やがて即位して天智天皇となると、
全国の戸籍をつくるなど、改新の政治を進めました。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 東書版では「半島南部が唐の支配下に入ることは日本にとっても脅威だっ
た」事を述べず、またここでも「唐と新羅の襲来を恐れた」という点を語ら
ない。これでは多くの中学生たちも、なぜ「西日本の守りを固め」たのか、
分からないだろう。


■5.水城(みずき)を築いた理由

 それを述べないのに、なぜか、「大野城と水城」の半頁もの鳥瞰図を載せ
て、九州の博多湾の近くにつくられた軍事用の施設です」と男子生徒に言わ
せ、さらに「対馬につくられた金田城跡」の写真を掲示し、「海上からの攻
撃に備えてつくられた石垣です」と注記している。

 水城を「軍事用」と言うのはおかしい。攻撃には何の役にもたたないのだ
から、「防衛用」と言うべきだ。

「日本にとっての脅威」も「「唐と新羅の襲来を恐れた」点も文中では何も
語らずに、大きなスペースを使って、「軍事用の施設」のイラストを使った
理由は何なのか。

 好意的に考えれば、中学生たちが半島への出兵も、これらの国防努力も、
「半島が敵対勢力に落ちたら、日本にとっての脅威」であることを、自ら考
えさせよう、という高度な教育的配慮であるのかもしれない。

 しかし、疑り深い弊誌は、東書版を使って「日本が朝鮮半島侵略に失敗し
その報復を恐れて、人民に多大な労役をかけて、巨大な軍事用施設まで作らせた。
日本は古代から軍国主義だった」などと勝手に教える偏向教師もいるのではな
いかと、邪推している。

 自由社版には現代に残る水城の跡の写真を載せ、こう記している。
__________
太宰府の守り 九州の玄関口・博多湾に向かって長く続いている緑の帯が
水城の跡。水城は太宰府防衛のために築かれた土塁で、延長約1キロメー
トル、幅が約80メートルあり、内側に水をたたえていた。[1,p56]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 こういう記述なら、中学生たちも当時の日本人の危機感も偲べるだろう。


■6.新羅の「仁義なき戦い」

 東書版のもう一つの違いである「新羅は、唐の軍隊を追い出して、朝鮮
半島を統一しました」という点を考えてみよう。

 確かに、これは史実である。唐は百済の旧王族を温存して旧百済領を支配
させ、高句麗領は植民地支配をした。新羅はこれを不満として、旧百済領に
武力侵攻する。唐は怒って、新羅王の官位を剥奪するが、新羅は謝罪使を送
りつつ、唐軍との戦闘は継続し、なおかつ日本に使節を送って、接近を図る。

 こうした新羅の「仁義なき戦い」に、さしもの唐も音を上げて、半島支配を
諦めて本土に引きあげるのである。[4,p310]

 これに比較すべきは、大和朝廷が「300年のよしみのある百済が滅びる
のを傍観していては道義心がゆるさない」事を第一の理由として出兵した姿
勢であろう。

 近代日本は日英同盟でも、三国同盟でも、日米同盟でも、相手を裏切った
ことがない。それに対して、新羅の外交姿勢は、今の北朝鮮を彷彿とさせる。
こうした歴史を見れば、外交上の信義をおける国かどうかはすぐ分かるもの
である。

 新羅の朝鮮半島統一を言うなら、ここで述べた数行くらいは追加して欲しい
ものだ。それを隠して「唐の軍隊を追い出して、朝鮮半島を統一しました」
と自慢するだけでは片手落ちである。

 東書版の著者たちには、どうも半島に対する祖国愛を抱いている人が混じっ
ているようだとは、本シリーズで何度も述べてきたが、この一文でもそれを
感じる。

 その祖国愛は見上げたものだが、それは韓国か北朝鮮の歴史教科書で発露
すべきもので、日本人のための日本史教科書で他国への祖国愛を裨益されて
は、はなはだ迷惑である。


■7.防人の歌に見る兵士たちの真情

 ここで久しぶりに育鵬社版の歴史教科書に登場してもらおう。自由社版に
もない、優れた内容があるからだ。万葉集に収められた防人(さきもり)の歌
の紹介である[5,39]。防人とは、敗戦後、大陸からの襲来に備えて九州に太
宰府が設けられ、そこに配置された東国の兵士たちである。

__________
父母が 頭(かしら)掻(か)き撫(な)で 幸(さ)くあれて
 言ひし言葉ぜ 忘れかねつる
(出発するとき私の頭をかきなで「元気でな」と言った父母の言葉が忘れら
れない)

水鳥の 立ちの急ぎに 父母に
 物言(は)ず来(け)にて 今ぞ悔しき
(水鳥が飛び立つようにあわただしく旅立ってきたので、父母に別れの言葉
を言うこともできなかった。それが今となって悔やまれる。)

葦垣(あしがき)の 隈所(くまど)に立ちて 吾妹子(わぎもこ)が
 袖(そで)もしほほに 泣きしそ思(も)はゆ
(私が旅立つとき、葦の垣根のすみに立って、袖もぐっしょりとなるほど泣
いていた妻のことが思われてならない)

唐衣(からころも) 裾(すそ)に取り付き 泣く子らを
 置きてぞ来ぬや 母(おも)なしにして
(私の服の裾にとりついて「行かないで」と泣いた子どもたちを置いてきて
しまった。あの子らは母もいないのに)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 現代なら、軍国主義に対する反戦歌などと教える教師もいよう。しかし、
ここには自分を防人として徴用した国家への恨み辛みは微塵も感じられない。
ただただ公の任務に立つ際の肉親を思う真情が溢れている。先の大戦での特
攻隊諸士の真情と同じである。[c]

 国家の最初の公的な歌集に、こういう名もなき兵士の真情の籠もった歌を
多く取り上げて、共感を寄せた所に我が国の国柄がある。唐や新羅の兵士も
同様な真情を抱いただろうが、彼らの思いは後世に伝えられたのだろうか。


■8.愛国の人

 もう一つ、教科書には登場しないが、ぜひ中学生たちに授業の中で紹介し
て貰いたい逸話がある。

 白村江の戦いで捕虜になり、長安に連行された兵士の中に、大伴部博麻
(おおともべのはかま)という若者がいた。日本書紀によれば、現在の福岡
県八女市上陽町から出兵した一人である。

 博麻は捕虜生活中に、日本征服を企む唐の計画を耳にする。この情報を
祖国に知らせようと、博麻は自分を奴隷として売って金を作り、それを捕虜
仲間に渡して船を調達させ、帰国させる。彼らのもたらした情報をもとに、
水城などの防衛施設が構築された。

 博麻はそれから28年後に奇跡的に帰国できた。時の持統天皇は博麻に
異例の勅語を賜った。その一節に「朕(ちん)、厥(そ)の朝を尊び国を
愛(おも)ひて、己を売りて忠を顕すことを嘉(よろこ)ぶ」とあり、
これが「愛国」という言葉が我が国の歴史に登場した最初の例であったという。

 肉親との別れを悲しみながらも祖国防衛のために遠地に向かった防人、
自らの身を奴隷として売ってまで祖国に危急を知らせた博麻、さらには
68歳の老身に鞭打って九州まで出陣した女帝・舒明天皇、母の崩御に
悲しむ余裕もなく半島遠征と敗戦後の国土防衛に打ち込んだ中大兄皇子。

 そうした人々の心の内に思いを馳せることが、未来の国民を育てるための
歴史教育なのである。

(文責:伊勢雅臣)

大伴部博麻の話は泣けます。(仁)

TITLE: 米国軍人のスピリット =「百人の会」ブログより転載=

「百人の会」のブログから、ちょっと面白い記事を転送しお送りします。

沖縄の問題だけなのか、もう一度私たちも振り返ってみましょう。

=米国軍人のスピリット=


産経が報じた。

『米海兵隊員が海で沖縄県民ら4人を救助 勇敢な行動に最高峰の勲章授与』

 米海兵隊総司令官のロバート・ネラー大将は、休暇中に海で危険を顧みず
溺れかかった沖縄県民ら4人を救助したとして、米海兵隊キャンプ・シュワブ
(同県名護市、宜野座村)に所属するアーロン・クランフォード中尉に対し、
非戦闘時の勇敢な行動をたたえる海軍・海兵隊勲章を授与した。

 在日米海兵隊によると昨年4月23日、休暇中のクランフォード中尉は知人と
ともに沖縄県恩納(おんな)村周辺でダイビングを楽しんでいた際、離岸流で
沖に流されそうになっていた沖縄県民を含む4人の日本人ダイバーを発見した。
一緒に潜っていた知人が安全に陸に上がるのを見届けた後、ただちに海に戻り、
波に流されつつあった4人を1人ずつ救助したという。以下略

そう、昨年12月1日にも、沖縄市で発生した車6台による多重交通事故で、
在沖米海兵隊のヘクター・トルヒーヨ曹長がクラッシュした車から同県民の男性
医師を命からがら救助した。
ところが不運にも後続車にはねられて意識不明の重体となられたとの報道があった。

こうした正義感あふれる米国兵士がいてくれることには純粋に深く感謝したい。

かたや今日の日本人はどうか。沖縄2紙は米兵の勇敢な行動崇高な精神に対して、
一言半句のほめ言葉をも発しておりません。逆に事故は米軍駐留のせいとでも
言いたげな論調で小さく報道しただけ。

まさかの友は真の友 政治的な対応はそれぞれでしょうが、トモダチ作戦にあれ
だけ動いてくれたにかかわらず米国軍人に対する冷たい対応。これは日本人のもの
ではありません。

敵に塩を送る価値観などは、とうに失った価値観なのでしょうか。

東日本原発事故の際、死者にくちなしと思われたのか某総理は非難を恐れて
「ベント」を指示したのは私だと虚偽をかたり、決死の覚悟で事故処理に
当たられた吉田所長を非難するなど、恥ずかしくて語ることもできない。

教育もマスコミも、人間はすべてエゴイストであるというふうに教え報道する。
裏に野望があるからこう出るのだと、情けない説明をして、納得する。
これらはアメリカ人は利害打算でしか動かないと決めつけようとする裏返しの
エリート主義のなせる業。人間精神を矮小化し、卑しいものに貶めようとする
感性で、これこそヘイト主義そのものではないか。

軍では犠牲の精神をかたる。大切なものの幸のために、己をむなしくして
勤める精神を尊ぶ。祖国のために時には死力を尽くして戦うことを求める。

学校教育ではどうか。差別からの自由を、偏見からの解放をかたる。
自己の主張を貫くことを尊び、それが疎外からの解放なのだと教える。
無論尊いことであります。しかし時に我慢を教えるのではなく、個性の
尊重との美名で怠慢を容認助長する。苦役からの自由が天賦人権と語る。
それを個人主義であるとか人権主義としてたたえる。

 しかし、それだけであってはならない。

 人間は本来、気高く偉大なものなのです。

 
火災の際の消防士の動きを見てなんと感じるでしょう。消防士は逃げ遅れ
ている人があると知れば、彼らは自らの危険を忘れて猛火の中に飛び込んで
くださる。職務だからでしょうか。いや、人間が持つ、自己犠牲をいとわぬ
本来の心がその行動を生み出すのでしょう。これを尊く感じる心が人間の
本来持てる心だと思う。

給料が、手当てがもらえるからなどと裏読みさせて満足するのでしょうか。

あえてその行為にいちゃもんを付けたいマスコミが米兵の美談を隠そうとする。
不快なマスコミがいかに多くなったことか。

こうしたマスコミや政治家はそのうち日本人から無視されていくと信じます。

以上「百人の会」のブログから転載させていただきました。ありがとうございます。

TITLE: 1月幹事会について

1月の幹事会を1月8日(月)にパレット柏にて行いました。


私たちの活動の内容を知っていただくため簡単に要点のみ記します。

平成30年1月幹事会議事録

開催日時 :平成30年1月8日(月)午前9時~12時      

開催場所 :パレット柏 Gルーム

出席者 : 猪野、岩淵、榮田、草野、小松、千葉、東郷、永井、須田の9氏 

議事録作成者:永井、須田

議題(9:00~11:20)

1.平成30年度総会時期について

   開催日:6月16日(土)午前9時 ~12時とす。場所はパレット柏予約済み。

   例年総会とイベントを同時開催していたが今回は都合で分けることとした。


2. イベント:映画「南京の真実 第3部」 

   日時:6月17日(日) 場所:パレット柏にて(予約済み)。


3. 学び舎の教科書の文科省への抗議について

   1)議員を訪問:2月10日までに議員を5人程度で訪問し、文科省への紹介をしてもらう。

   2) 文科省訪問日程:2月下旬から3月初めに訪問。

   3) 抗議資料の作成:岩渕・小松・永井の3名が纏めたものを持参し説明する。

   
4. 教科書図書館開架運動について
   ブログで下記説明する。
  
   ・教科書の図書館開架の目的をはっきりさせる。
   ・図書館との交渉の手順を説明する。
   ・千葉県内から全国的に広められるようにさまざまな団体にアプローチする。

5. 会員を増やすための作戦

   1)名簿作戦

   2)会報の内容充実。ブログ並びにチラシの活用。

6.その他

   1)ブログについて:ブログは一新された。当面ドンドン書き込んで使い勝手を見る。

   2)新年会を1月26日に開催するが参加者は現時点で13名の予定。

   3)勉強会について

     ・韓国の歴史教科書の政治利用などについて:ブリーフィング(永井)

     ・グレンデール市の慰安婦像問題について:会報掲載及びブリーフィング(千葉)


   4)次回幹事会 :2月3日(土) 9時~12時 パレット柏ミーティングルームC

   5)次回幹事会検討議題・提案などは、事務局長(永井)に提出する。


会報編集会議(11:20~1200)

2月号の原稿

  1)岩渕会長の新年のご挨拶 

  2)本会立ち上げの経緯(上野顧問)

  3)投稿(入江、草野、永井、その他)

  4)入会案内:引き続き一般配布を考慮した内容の「会員募集欄」をつくる。

以上ですが、いろいろなこと話しているでしょう。
そうなんです。

みんなやれる人が率先してやる、楽しくやるのがモットー。

≪岩渕≫

TITLE: 明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

2016年後半に新体制が発足し、はや1年余りが過ぎました。
この間、事務局が中心となって幹事会を毎月行ってきました。


=総会・講演会=
昨年6月の総会時には、講演会「いまこの憲法でこの国を護れるのか」
(講師:岡田邦弘日本政策研究センター所長)を開催し、多くの方の
参加をいただきました。


=会報=
また会員の親睦を主な目的として、会報『伝統と文化』を3カ月ごとに
発行しています。読みやすいと評判をいただいております。
この会報を今後は一般にもお配りできるようなものにしていきたいと
考えています。

ご希望の方は当会までご連絡ください。


=教科書を図書館に=
誰でもが気軽に子供たちが現在使っている教科書を見られるよう、また
比較できるようにするため、図書館に教科書を置いてもらう運動を
すすめています。この運動はかなり効果が出ており、近々現況をまとめて
報告させていただきます。


=学び舎の教科書チェック=
学び舎の歴史教科書がひどいといううわさがあり、当会で実情を知るため、
分担して学び舎の教科書を読み合わせしました。


学び舎の教科書は、階級闘争史観で通された教科書であり、いままでの
日本の歴史を何事も悪く悪くとらえ、非常に暗いというのが印象ですが、
こんな教科書が現在有名進学校で堂々と使われていることに危機を感じて
おり、次回の文科省の検定で採用されないよう活動を続けたいと思って
います。


=ブログの刷新=
いままでのブログについては不具合が多く、この際一新を図るべく過去の
ブログはすべて削除しました。

あらためて今日から始める形となります。当初扱いに不慣れなところもあり
読みにくいことがあるかもしれませんが、徐々に改良して参ります。


新年にあたり我々の活動の一部をご紹介しました。今後ともよろしく
お願いいたします。


会長 岩渕