日常生活に見られる共産主義思想

共産主義と言えば暴力革命による社会変革と想起されるが、マルクス・エンゲルスの歴史観となった「家族・私有財産・国家の起源」を苦痛に感じながら読み終えました。本書は1884年にマルクスの遺稿としてエンゲルスが出版した共産主義書籍の古典であり、「これまでの歴史は階級闘争の歴史である」と言う唯物史観に立つ一方で、すべての民族の歴史の入口に原始共産制社会が存在していた 続きを読む…

惟神(かんながら)の道

戦前戦後の教科書の違いに、日本の成り立ちの記述の有無があります。 日本の国の成り立ちは「古事記」「日本書紀」に神話の形で書かれています。これらの神話、伝承は国土や自然、社会の成立ちを自然崇拝や信仰なども取り入れながら、まとめたものです。戦後の教科書に記述されていなかったのですが、今は自由社と育鵬社に書かれています。 日本人は無宗教と言われています。宗教は?と 続きを読む…

「チャイニーズ・ジャパン」を読んで。

「チャイニーズ・ジャパン」(佐々木類)を読みました。作者である産経新聞論説副委員長の佐々木類さんはこの本の「はじめに」で中国による「静かなる侵略」は最終章を迎えたのではないか、残念ながらそう思わざるを得ないのが日本の現状であると書いています。 第一章の「日本の過疎地が狙われている‼」では香川県にある東かがわ市で起こった騒動を紹介しています。東かがわ市にある旧 続きを読む…