藤岡信勝先生講演録「事件史でたどる歴史教科書問題~検定と採択の過去・現在・未来~」⑥

●教科書調査官スパイ疑惑事件(2020年) これは検定が終わった後で発覚した事件です。『アサヒ芸能』という週刊誌が「『北朝鮮スパイ』リストに『文科省調査官』」(の名前があった)という大見出しでスクープ記事を掲載しました。それは昭和37年3月8日生まれの中前吾郎氏であり、歴史の主任教科書調査官であり、『初期毛沢東の思想』という著作もある毛沢東崇拝者です。 我々 続きを読む…

「歴史の共有とは」(国民性とは歴史を共有があってこそ)

以前、家族で鬼怒川温泉に旅行で行き某ホテルに宿泊した事があるのですが、そのホテル内にある図書コーナーに「イザベルバード」さんの日光、鬼怒川を旅行した時の写真が貼られていました。 イザベルバードさんは英国人の旅行家、紀行作家、写真家(1831~1904)です。明治時代(明治11年)東京を起点に日光、鬼怒川、新潟、日本海側から北海道、そして神戸、京都、伊勢、大阪 続きを読む…

講演会案内 歴史教科書の「自虐史観」を告発する

新しい歴史教科書をつくる会が主催する緊急シンポジウム 歴史教科書の「自虐史観」を告発する が令和6年(20024年)1月28日(日)2時より星陵会館にて 開催されます。今年は中学校教科書の採択の年です。 ぜひご参加して採択戦に備えましょう。 詳細は写真のチラシ参照

藤岡信勝先生講演録「事件史でたどる歴史教科書問題~検定と採択の過去・現在・未来~」⑤

第3弾 新たな不正の証拠が露見 まず「訂正申請」について説明しましょう。令和元年(平成31年)4月に申請本(白表紙本)が検定申請され検定開始、検定意見が付くと各社はその意見のついた箇所を書き直します。そして令和2年3月に検定終了、4月~8月に採択に入ります。採択に出された後で出版会社がもう一度見直したら間違いに気づいたというケースも出てきます。学校で使うのは 続きを読む…

藤岡信勝先生講演録「事件史でたどる歴史教科書問題~検定と採択の過去・現在・未来~」④

●つくる会 第3の危機 令和元年度(2019年) 自由社検定不合格事件 『新しい歴史教科書』が令和元年12月の文部科学省の教科書検定において、言いがかりに近い検定意見が多数付けられ、「一発不合格」になる事件が起こりました。 文科省の定める検定規則が3年前(平成28年・2016年)に改定され、教科書のページ数の1・2倍以上の検定意見がつくと年度内に再申請できな 続きを読む…

藤岡信勝先生講演録「事件史でたどる歴史教科書問題~検定と採択の過去・現在・未来~」③

●つくる会 第2の危機 平成18年(2006年) つくる会第2の危機があったのは、平成18年(2006年)のことです。中国人スパイ・李春光(りしゅんこう)による工作により、つくる会分裂へ繋がりました。李春光は「つくる会」分裂の仕掛け人といえるでしょう。 この「李春光」という人物は中華人民共和国駐日大使館の一等書記官でした。しかし虚偽の身分で外国人登録証を取得 続きを読む…

藤岡信勝先生講演録「事件史でたどる歴史教科書問題~検定と採択の過去・現在・未来~」②

第2部「つくる会」教科書の検定と採択をめぐる事件 1990年代~2020年代 1991年12月に金学順ら韓国の元慰安婦が日本政府による謝罪と補償を求めて東京地裁に提訴し、脚光を浴びます(実際金学順は父親に遊郭に売られて慰安婦になったのであり日本軍による強制連行はなかった)。ところが1993年8月6日、河野洋平官房長官が何の裏付けも得られなかったにもかかわらず 続きを読む…

藤岡信勝先生講演録「事件史でたどる歴史教科書問題~検定と採択の過去・現在・未来~」①

子供たちに良い教育をしてゆくことは親世代の重要な責務です。我々の先人が紡いできた歴史・伝統、そして命を捧げてこの国を守ってくれた先人の足跡を正しく知ることは子供たちが自国に誇りを持つために欠かせないものなのです。今その歴史教育が危機に瀕しています。 昨年11月5日、歴史教育の改革に長年に亘り携わってこられた藤岡信勝先生(「新しい歴史教科書をつくる会」副会長) 続きを読む…