皆さん、力を貸してください(8)~実はよく頑張っている日本の学校~

川内時男先生の教育改革提案の第8弾です。今回は「実はよく頑張っている日本の学校」です。

現場の教師たちはとても頑張っているそうです。それに対し、評論家やマスコミの無責任な学校批判が現場の教師を委縮させていると言われています。また文科省の無批判に欧米教育を真似る姿勢は改めて欲しいとも言われています(仁)。

 

8、実はよく頑張っている日本の学校

言うまでもないことですが、教育は子供、保護者、教師が互いに信頼し合ってこそできるものです。しかし評論家やマスコミの無責任な学校批判によって、国民の学校不信は高まるばかりです。

確かに今の学校には解決しなければならない問題がありますが、学校を批判するばかりでは何も解決しません。そればかりか、正義漢ぶった「学校バッシング」は教師を萎縮させ、学校をますます閉鎖社会にしてしまうのです。

では日本の学校はそれほどひどいのか、グローバルな目で見て日本の学校はそれほど無能なのか。とんでもない!日本の学校は世界から見れば超一級品であり、最も優れていると言ってよいのです。

世界各国の教育にかける国の予算のGDPに対する比率は、日本は先進国の中で最低です。それでも学力は世界のトップレベル、単位人口当たりの青少年の犯罪数は欧米よりも桁違いに少ないのです。学者先生達は口を揃えて欧米の学校を褒めそやしますが、現実はこうなのです。

もちろんこれは日本人の教育熱心さにもよりますが、多くは保護者の期待に応えようとして頑張っている教師達の努力のたまものと言えるのです。これらの結果を見れば、先生達はもっと胸を張って良いのではありませんか。なにも萎縮することはありませんよ。そして保護者はじめ国民の皆さん、学校の苦悩を理解してやってください。そして学校を応援し支えてやって下さい。

そしてついでに・・・無責任なことを言う学者先生やマスコミの皆さん、学校が何も反撃してこないことをいいことに、正義漢ぶって学校を批判するのはやめてはいかがですか。

最後に文科省様、欧米教育を真似るのはもうやめましょう。日本の教育は衰退しつつあるとは言え、まだまだ欧米教育に比べられるほどには衰退してはいないのですから・・・。

 

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