川内先生の「皆さん、力を貸してください!」の(3)、「子供は『霊長類ヒト科』という生き物」をお届けします(仁)。
《3、子供は「霊長類ヒト科」という生き物(拡散希望!)
前回「子供はまだ人間になっていない(だから今は人間ではない)」と書きました。これを読んだ多くの人は「随分ひどいことを言うヤツだ。こんなヤツが校長をやっていたのか!何たることだ!」と憤激されたことでしょう。しかし、憤激したいのはむしろ私の方です。なぜなら、教育現場をこれほど荒廃させた張本人は、こういう人達だからです。
「子供は霊長類ヒト科の子」という生物学的事実を受け入れず、子供を「神が天から遣わされた純真無垢な妖精」のように錯覚している人がいるから、教育現場がこれほどまでに荒んだのです。錯覚にとらわれた目では、物事が正しく見えなくなります。子供を厳しく
指導しようとする教師を「純真無垢な子供を力で押さえつける鬼のようなヤツ」という構図で観るようになってしまうのです。教育は「子供は霊長類の子」という生物学的事実を念頭において考えなくてはなりません。
医者は病気を治すため、泣き叫ぶ子供に注射針を刺します。しかし世間の人はこの医者を「泣き叫ぶ子供を痛めつける鬼のようなヤツ」とは言いません。どうしてでしょう「医学は科学」と言うことを人々が知っているからです。一方、
教師が子供を厳しく指導すると「鬼のようなヤツ」と言って非難されます。どうしてでしょう。教育に科学がないからです。加えてマスコミはじめ多くの評論家が「子供を力で押さえつけるのは間違っている」
として教師を非難し、学校不信をあおるからです。このような背景があって、学校は子供に厳しい指導を手控えるようになりました。子供は天使でも妖精でもなく「霊長類ヒト科の子」という生身の生き物です。その認識を社会が共有しない限り教育の再生はないのです。
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現場の教師も、マスコミや評論家たちの無責任な意見の中でどうしたらいいのか迷いながら毎日を過ごしているのでしょう。しかし子供は下手をしたら死んでしまうのです。先生方!これを読んで、これはと思われる方、もっと知りたいという方はぜひ川内先生にコンタクトして下さい(仁)。