少額ですが、クラウドファンディングに参加していた映画「めぐみへの誓い」が先週から上映され始め、先週土曜日に池袋シネマロサに行きました。上映館も現状限定的で、観客の中には北朝鮮の工作員もいたかも知れませんが、そこそこ観客数も多く関心が高いと言えるでしょう。軽々しくは言えませんが、77年11月に拉致されてから一言も娘と言葉を交わすことも叶わない横田夫妻の心中がにじみ出ている作品です。作中「最初の20年近く何処にいるかも判らなかったことに比べれば、拉致認定後北朝鮮にいることが解かっただけでも幸いです」の言葉は非常に重く感じられました。北朝鮮の工作とその協力者の放置、日本国の無力さ・私自身も含め多くの国民の無関心さが長きに渡り、絶望的に未解決のままにして来た事は否定しえないです。一方で中国・朝鮮の為政者の自国民に対する非道を看過・放置することは犯罪加担であり、世界の中でこの二国は極めて異常な国、存在してはいけない国、また毛沢東思想・主体思想の信奉者が日本が直面する諸問題の病巣と思わざる得ないです。一人でも多くの人に見て貰いたい映画ですね。(修)