川内先生の教育改革提案(13)~世紀の大愚策「ゆとり教育」~

川内先生の教育改革提案第13弾。皆さんご存知「ゆとり教育」についてです(仁)。

 

13、世紀の大愚策「ゆとり教育」!

元徳島県立公立中学校校長    川内時男

 

「ゆとり教育」は昭和55年から本格的に実施されました。その狙いの美しいこと!

「教科の枠にとらわれることなく、子供達の興味・関心を重んじ、主体的に学ばせることにより、生きる力を養う」と言うことでした。何と!目もくらむばかりの美しい言葉ではありませんか。突っ込みどころ満載ですが、言葉の響きはきらめくばかりに美しい。

 

このような言葉には注意しなければいけないのですが、お花畑のような言葉が好きな学者先生やマスコミは、深く考えることなくこれを褒めちぎり、一斉に飛びつきました。これによって、学校週五日制、学習内容の三割削減、授業時数の削減が行われ、また遊び半分のような「総合的な学習」が取り入れられました。

学者先生達の考えでは、「ゆとり教育」によって「子供達が学習に興味・関心をもち、落ちこぼれがなくなり、学習意欲が高まり、学力が向上するはず」というものでした。三流学者の言う「こうすればこうなる『はず』」の典型です。

当時これに異論を唱える教師達も多くいました。また心ある学者の中からも疑問の声が上がりました。しかし、注目すべきは一番最初にに反対の声を上げたのは他ならぬ保護者達だったということです。

「こんな教育では子供に学力がつかない」という当たり前の意見です。言うまでもなく保護者は学校教育に関しては全くの素人です。その素人の言うことの方が正しかったのです。

 

実際この教育によって子供の学力は悲惨なほどに下がりました。つまり学者先生達の言う「こうなる『はず』」の考えは全く外れたのです。あきれたものです。肩書きだけで生きている学者の言うことなど、所詮この程度なのです。

さすがにこれを見た文科省は「ゆとり教育」から「学力充実」へと舵を切りました。

つまり偉い学者先生の考えより、教育に素人である保護者の考えの方が正しかったのです。

 

 

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