藤岡信勝先生講演録「事件史でたどる歴史教科書問題~検定と採択の過去・現在・未来~」③
●つくる会 第2の危機 平成18年(2006年) つくる会第2の危機があったのは、平成18年(2006年)のことです。中国人スパイ・李春光(りしゅんこう)による工作により、つくる会分裂へ繋がりました。李春光は「つくる会」分裂の仕掛け人といえるでしょう。 この「李春光」という人物は中華人民共和国駐日大使館の一等書記官でした。しかし虚偽の身分で外国人登録証を取得 続きを読む…
●つくる会 第2の危機 平成18年(2006年) つくる会第2の危機があったのは、平成18年(2006年)のことです。中国人スパイ・李春光(りしゅんこう)による工作により、つくる会分裂へ繋がりました。李春光は「つくる会」分裂の仕掛け人といえるでしょう。 この「李春光」という人物は中華人民共和国駐日大使館の一等書記官でした。しかし虚偽の身分で外国人登録証を取得 続きを読む…
第2部「つくる会」教科書の検定と採択をめぐる事件 1990年代~2020年代 1991年12月に金学順ら韓国の元慰安婦が日本政府による謝罪と補償を求めて東京地裁に提訴し、脚光を浴びます(実際金学順は父親に遊郭に売られて慰安婦になったのであり日本軍による強制連行はなかった)。ところが1993年8月6日、河野洋平官房長官が何の裏付けも得られなかったにもかかわらず 続きを読む…
子供たちに良い教育をしてゆくことは親世代の重要な責務です。我々の先人が紡いできた歴史・伝統、そして命を捧げてこの国を守ってくれた先人の足跡を正しく知ることは子供たちが自国に誇りを持つために欠かせないものなのです。今その歴史教育が危機に瀕しています。 昨年11月5日、歴史教育の改革に長年に亘り携わってこられた藤岡信勝先生(「新しい歴史教科書をつくる会」副会長) 続きを読む…
以前に会報で何度か中国のウイグル侵略の事は書きましたが残念ながら米国も中国と似たような事をしてメキシコから領地の一部を略奪した事があります。 米国は当時メキシコ領テキサスで続々と米国人が入植して住み始め、やがてメキシコ人より人口が多くなったところで「住民の多数決で独立する」と言い出して米国は傀儡政権テキサス共和国を作り、のちに米国領に併合しました。(有名な映 続きを読む…
「領土・主権展示館」は、展示を通して「島々について、歴史を振り返りながら、日本が領有する根拠、他国・地域の主張や行動、それに対する日本の対応や考え方を説明」しています。 今回は「尖閣諸島」です。「尖閣諸島」とは、石垣島から北170km、与那国島から北約150km、南西諸島西端に位置する魚釣島、北小島、南小島、久場島、大正島、沖ノ北岩、沖ノ南岩、飛瀬などからな 続きを読む…
今、ナポレオンの映画が上映されていますが。ナポレオン繋がりで思い出した事がありました。かなり前ですが某デパートで「フランス展(たしかフランス革命とナポレオン展だったと思いますが)」が開催された時に友人が観に行き、そこで何枚か買ったハンカチを私に1枚お土産にくれた事がありました。そのハンカチは真ん中にフランス革命の最初の発端となったバスティーユ牢獄が描かれてい 続きを読む…
「領土・主権展示館」は、展示を通して「島々について、歴史を振り返りながら、日本が領有する根拠、他国・地域の主張や行動、それに対する日本の対応や考え方を説明」しています。 だいぶ日をおいてしまいましたが、今回は「竹島」について説明します。見学の際、いただいた資料の中で『竹島~日本の領土であることを学ぶ~』(島根県/島根県教育委員会/竹島・北方領土返還要求運動島 続きを読む…
「領土・主権展示館」は、展示を通して「島々について、歴史を振り返りながら、日本が領有する根拠、他国・地域の主張や行動、それに対する日本の対応や考え方を説明」しています。 今回は「北方領土」について説明してみます。 ①日本が領有する根拠 日本は江戸時代、松前藩が17世紀初頭から北方四島を自藩領と認識し、徐々に統治を確立していきました。1798年には江戸幕府が「 続きを読む…
去る10月25日、「教育を正す東葛市民の会」会員6名で、虎ノ門にある「領土・主権展示館」に見学に行ってきました。最寄り駅は銀座線の「虎ノ門駅」、丸ノ内線・日比谷線・千代田線の「霞が関駅」で、駅からほど近い「虎の門三井ビルディング」の1階にあります。 開館時間は10時~18時、休館日は月曜日(月曜日が祝休日となる場合はその次の平日休館)で、入館料は無料です。と 続きを読む…
教育問題講演会のお知らせ 「事件史でたどる歴史教科書問題~検定と採択の過去・現在・未来~」 子供たちに良い教育をしてゆくことは親世代の重要な責務です。我々の先人が紡いできた歴史・伝統、そして命を捧げてこの国を守ってくれた先人の足跡を正しく知ることは子どもたちが自国に誇りを持つために欠かせないものなのです。いまその歴史教育が危機に瀕しています。いま戦っています 続きを読む…