今年の初めごろにTVで映画「トロイ」を録画していたのですが観るのを忘れていて、先日ようやく観てみました。
「トロイ」はギリシャ神話からの話しなのですが「トロイ国」の王子が都市国家スパルタを訪れた時にスパルタの王妃「ヘレン」に恋をして「ヘレン」を奪って自国の「トロイ」に連れ帰ってしまいます。
怒ったスパルタの国王がギリシャ連合軍の大軍を率いて「トロイ」侵攻、両軍の凄まじい戦いになります。ギリシャ軍は大軍ですが「トロイ」側も必死に戦う上に、とても高い城壁があるので城内には一歩も入れず流石のギリシャ連合軍もお手上げ状態になってしまい、そこで一計を図ります。
ある朝、ギリシャ連合軍の兵は一人も見あたらずギリシャ連合軍は全軍引き上げたように見えました。只、何故か巨大な木馬だけが残されており、「トロイ」側は首をひねりながらも戦勝の証、戦利品として木馬を城内に入れてしまいます。戦勝したと思い込み「トロイ」の人達は飲めや歌えのどんちゃん騒ぎをして完全に油断をして寝入ってしまいます。そして夜中にソ―と木馬から外に出てきたギリシャの兵士が城門を内側から開けて入るのも気が付きませんでした。そして油断をしている「トロイ」の人々に一斉に襲い掛かります。「トロイ」の人々は阿鼻叫喚状の光景になりギリシャ連合軍によって「トロイ」は滅ぼされます。
この話は神話ですが教えられる事も多い神話だと思います。国は(人は)外からの敵の攻撃には用心するし対策も色々と考えるし戦いとなれば勇敢に戦かっても内側に入られての「目に見えぬ静かなる侵略」に対しては油断してしまいますよね。
ウイグルでは中国人は優しい「良き隣人」を装って少しずつ入り込み気がついた時には人口が逆転して乗っ取られました。民族浄化を図られ臓器も取られ本当に悲劇です。
今、日本にも中国人は大勢住み始め土地もドンドンと買い占めています。(ついこの間も中国人の女性が日本の島を買いましたよね。)目をつけた政治家、官僚、財界人、マスゴミ、にマネトラ、ハニトラ等々仕掛けて内なる内部崩壊企んでいます。
このギリシャ神話の「トロイ」は本当に「敵は外側からより内側から入り込まれた方が怖い」と言う教訓が込められていると思います。
日本人は卑怯なやり方を嫌い正々堂々が好きで性善説の国民性なので悪辣な国の悪意が見抜くのが不得意です。でも、それではやられっぱなしになってしまい国の危機になってしまいます。
「トロイの木馬作戦」によってこの美しい日本が滅びないようにしなければならないと心から思います。(葉)