教科書検定「公平性に疑問」~産経新聞~

教科書検定「公平性に疑問」(産経新聞2月28日より要約)

約1200カ所の訂正が必要となった東京書籍の教科書が令和2年度の文科省の検定に合格していたことに絡み、「新しい歴史教科書をつくる会」は27日「(東京書籍にたいする)検定手続きは適正に行われた」とする同省の見解について「説明が破綻している」などと訴え、文科相あてに公開質問状を提出した。

発覚したのは、東京書籍の高校教科書「新高等地図」。検定では「欠陥箇所数が著しく多い」(ページ数の1.2倍以上)場合は年度内に再申請できない「一発不合格」となる制度が導入されており、自由社版には適用されている。

この東京書籍と自由社版の教科書との不公平な検定について訴えたものですが、同省教科書課は「内容を精査する」とコメントしています。

文科省はこれらの問題にいままで真摯に対応してきていません。皆さん今後もこの問題に注目してください。