「リベリオン(DVD)」を観て

以前に新聞の広告で一度DVDを買ってから毎月一回、色々なDVDやCDを紹介するカタログが届くのですが。その中に前から観たいと思っていたポーランドのワルシャワ蜂起を描いた「リベリオン」というDVDを買って観てみました。

内容は第二次世界大戦中のドイツ占領下のポーランドで実際に起きた事でポーランド・ワルシャワで若者たちが中心となり1944年、抵抗隊を結成して(女性たちも多数参加しました。)祖国ポーランドをナチスドイツから取り戻すために同年、8月1日に一斉に蜂起しました。ポーランド人達は必死になって戦いながらも頼りにしていたソ連軍の援軍も待っていたのですがソ連軍は河口対岸で進軍を止めてしまいドイツ軍とは武器の違いもあり猛烈な反撃によりポーランド人達はそれこそ必死に一生懸命戦うのですが残念ながら仲間達は次々と倒されていき美しいワルシャワの街は廃墟と化しポーランドの人々は地獄のような目にあっていきます。

このDVDを観てポーランドがウクライナに。ドイツ軍がロシア軍に。どうにも重なって見えてしまいました。結局はワルシャワ蜂起はソ連軍の裏切りもあって失敗に終わってしまいましたが私は観終わってから今の日本の事を考えずにはいられませんでした。もし今の日本に悪辣な他国が攻めてきて侵略された場合に私達日本人はウクライナ人やポーランドの人達のように愛国心を持って「何としても祖国を守ろう」という気持ちが湧いてきて戦うだろうか?

日本は戦後、GHQにより「この戦争は全て日本が悪い」として日本人は洗脳され日本を滅ぼす為に押し付けられた憲法九条を「平和の為にアメリカ様が日本に作って下さったありがたい憲法である」として今も律儀に守っています。だから頭の中がお花畑になって平和ボケになり戦争は穢れとして「もし他国が攻めてきたら」という事すら考えるのも忌避されてきました。

今はもう九条を押し付けられた時とは大きく世界情勢も変わってきてますよね。いつ攻め込まれてもおかしくない状態になってきてると思います。

いざという時は安倍さんがいてくれると思って頼もしい存在として頼ってましたが無念にも暗殺されてしまい…今は本当に不安でたまりません。

愛国心のない国は滅びるだけでしょう。只、今はネットのおかげで、若者を中心にいくら左巻き連中が「九条を守れ、平和、人権、自由、平等」を叫んでも段々と騙されなくなってきてると思います。

「中国が攻めてきたら一緒に酒を飲み交わせばいい」なんて一部の馬鹿な若者もいますが、まだアメリカだからあの程度の占領統治で済んだだけで中国やロシヤに侵略されたらどんな残酷な運命が待っているか…。

ポーランドがソ連軍の約束を期待していましたが裏切られたように基本的に自分の国は自分達で守っていかなくてはならいって事も考えていかないとも思います。

「目に見えぬ侵略」も含めて内外とも中国の侵略に対する脅威をヒシヒシと感じる今こそ憲法を改正するチャンスではないでしょうか。

この美しい日本を私達日本人の子や孫達に残していく為に。