川内時男の教育改革提案(11)~気をつけよう、甘い言葉と楽な道~
川内先生の教育改革提案(11)です。 耳に心地よい言葉で語る「今風の教育」と厳しく鍛える「古風な教育」のどちらが子供にとって良いのか。説明いただけます(仁)。 11、気をつけよう、甘い言葉と楽な道 徳島県立公立中学校校長 川内時男 子供の教育に関しては、世の中には大雑把に分けて二つの考え方があります。 一つは、子供はしっかり教え、 続きを読む…
川内先生の教育改革提案(11)です。 耳に心地よい言葉で語る「今風の教育」と厳しく鍛える「古風な教育」のどちらが子供にとって良いのか。説明いただけます(仁)。 11、気をつけよう、甘い言葉と楽な道 徳島県立公立中学校校長 川内時男 子供の教育に関しては、世の中には大雑把に分けて二つの考え方があります。 一つは、子供はしっかり教え、 続きを読む…
10、ええかっこしいの学者とマスコミ 元徳島県公立中学校校長 川内時男 いじめや不登校が蔓延する今の学校現場・・・どう解決すればいいのでしょう。 ある人達は「いじめをする子供は教師が片っ端からぶん殴れ」「学校に行かない子供は親が力ずくで強引に家から引っ張り出せ」と言います。随分乱暴なやり方に聞こえます。多くの国民は「今の時代にそんな野蛮なやり方 続きを読む…
川内時男先生の教育改革提案第9弾です(仁)。 9,科学的な目で子供を観ることが重要 川内時男 私の「子供は霊長類ヒト科の子だ」などのコメントを見ますと、子供に対して随分ひどい言い方をしているように思われるかも知れません。しかし私は別に「子供はこんなひどい生き物だ!」と強調したいわけではありません。 子供は理屈抜きで可愛いし、無邪気にはしゃいでい 続きを読む…
川内時男先生の教育改革提案の第8弾です。今回は「実はよく頑張っている日本の学校」です。 現場の教師たちはとても頑張っているそうです。それに対し、評論家やマスコミの無責任な学校批判が現場の教師を委縮させていると言われています。また文科省の無批判に欧米教育を真似る姿勢は改めて欲しいとも言われています(仁)。 8、実はよく頑張っている日本の学校 言う 続きを読む…
川内時男先生の教育改革提案第7弾です。川内先生は当内容の拡散を希望されています。また詳しい資料が必要な方は文章の最後に案内がありますのでそちらの方にお申込みください(仁)。 ~大人数で授業できない欧米の学校~ 前回「一学級当たりの子供の数を増やせ」と書きました。これに対しては「欧米の学校は少人数学級ではないか」と反論する人も多いと思います。しか 続きを読む…
大阪市公立小学校校長の小田村直正氏が、児童の居場所について語られたものがあります。 教育委員会の必要性の有無についても語られたいます(仁)。 児童の一番の居場所は「おうち」 《教育現場に入り8年ですが、やはり未だにおかしいと思うことが多々あります。 今回は「児童の居場所」という言葉です。 児童の一番の居場所は「おうち」なのではないかと私は思っております。 ど 続きを読む…
自由社の教科書が検定不合格となりました。 あの学び舎の教科書が合格です。 あの教科書は共産党系の人間が作った教科書だと言われます。 そういえば共産党の志賀義雄が1952年に語った言葉があります。 「何も武装闘争などする必要はない。共産党が作った教科書で社会主義革命を信奉する日教組の教師が、みっちり反日教育を施せば30~40年後にその青少年が日本 続きを読む…
川内先生の教育改革論第6弾。またまた通説に反するご意見。しかし納得するものがあります(仁)。 6.一学級当たりの子供の数を増やせ 前回、子供には敵を執拗に攻撃する本能があることを書きました。 鳥や猿など、相手を一撃で倒す武器を持たない生き物は、闘いに勝っても闘争本能を抑制するがDNAに組み込まれていないので、これらの生き物を狭い檻で飼育すると、強者は逃げ 続きを読む…
川内先生のお話第5弾です。この話はちょっと驚愕の内容ですが、動物行動学的な観点から納得するものがあります(仁)。 5、子供には敵を執拗に攻撃しようとする本能がある 川内時男(元徳島県中学校校長) 「教育には科学が必要」と私は言っていますが、ではどんな科学が必要なのでしょう。私は一番にあげたいのは動物行動学です。それほど 続きを読む…
川内先生の教育のお話の第4回をお送りします。 子供に対して「天使のような」「純粋無垢な」という幻想を持って教育しようとするのは危険といわれます。どういうことなのでしょう(仁)。 4、子供に対する幻想は最も危険! 陰湿ないじめによる子供の自殺のニュースを目にするたび、多くの人は「天使のように純真無垢な子供が、なぜこんなひどいことをす 続きを読む…