「中国に侵略されたアメリカ」を読んで。

「中国に侵略されたアメリカ」(山口敬之著)を読みました。2020年5月25日ミネスタ州ミネアポリスで偽装新札を使おうとして拘束され死亡した黒人男性ジョージ・フロイト氏が警察官に首元を押さえつけられている映像が公開されると警察の取締りに対する抗議行動がまたたく間に全米に拡大し「黒人の命を尊重しろ!」と叫ぶ「BLM」運動が盛んになりました。

でも「BLM」運動を指揮した「黒人未来研究所」の本部はサンフランシスコの東隣、オークランド市にあり、この団体のホームページの「基金」という部分をクリックすると団体の設立目的が明記される中で「華人進歩会」の資金提供によって設立されたと書いてあったそうです。作者が調べるとこの「華人進歩会」という中国組織が「黒人未来研究所」のような組織に対してアメリカ全土に毎年、巨額なお金をばらまいているそうです。

更に作者が色々と調べていくうちに思い出した事があって、それは大統領選のプラカードの事で2020年アメリカ郊外の住宅地にそれぞれの家が庭に支持政党か支持者の横断幕をフロントヤートに刺して道行く車や歩行者に支持を訴えるのですが今回の選挙戦では普通は毎回12月になると片付けられクリスマスの飾りにとって代わられるのが常だったのが「トランプ・ペンス」の横断幕や看板は片づけられても「バイデン・ハリス」のだけは片付けられず代々、共和党を支持している家も「バイデン・ハリス」「BLM」の看板に変えたそうです。でないと子供が学校でいじめられたり火をつけられる家もあったそうです。

「BLM」は「警察解体」「黒人の人権擁護」「トランプ批判」をスローガンにして彼らは人民病院、食糧配給センターで炊き出しや無料の医療サービスを求めて集まってくる貧民層の黒人をターゲットにこういう福祉センターで共産主義思想を教え込むシステムを作り上げました。そしてその資金は「華人進歩会」が提供しているのです。

中国の目的は毛沢東思想によって「虐げられて奴隷にされてきた黒人や性的マイノリティ・女性・身体障害者・低所得者」VS「白人・男性・異性愛者・健常者・中流階級」でお互いを分断させ増悪させアメリカを根底からひっくり返すのが目的のようです。アメリカはすでにマイノリティが武器になってマジョリティである事が弱点になってしまった極めて歪な社会がすでに出来上がってしまったそうです。

本にも書いてありましたがソ連邦とベルリンの壁崩壊の時、私もこれで共産主義思想も共産主義というもの自体の敗北で全て終わったと思っていました。自由主義陣営の勝利だと。でもとんでもなかったですね。彼らは手を替え品を替えてしぶどく生き残ってきました。彼らは社会に分断と増悪を持ち込むプロフェッショナル集団だそうです。かつては「富者と貧者」でした。でも今は「人種」「性差」「治安維持」で対立させようとしています。

日本も勿論、例外ではなく「夫婦別姓」「LGBT」「女系天皇」で左派はいかにも平等が美しい様な誤魔化しの言葉を言い、何とか自民党議員も巻き込んでこれらを推進しようとしています。

LGBT法案は本当に危険で2019年イギリスでトランスジェンダー女性を自称する男が刑務所に収監される時に「自分は女だから女子刑務所に入りたい、入れなかったらトランスジェンダー差別だ」と言い張って女子刑務所に入り二人の女性受刑者が性的被害に遭ってしまった事件があったそうです。LGBT法案は平等どころか、かえって女性にとって危険性大の法案だと思います。

今、左派がターゲットにしているのは自民党の保守政治家だそうです。そう言えば「夫婦別姓」「LGBT」「女系天皇」でも賛成している自民党議員の方々がわりと沢山いますよね。

日本は本来なら天皇陛下の下で一番分断しにくい国だと作者は書いていますが私もそう思います。だからこそ左派は無理矢理でも「夫婦別姓」「LGBT」「女系天皇」で日本の伝統文化を破壊しようとしているそうです。

私達、日本人は誇りと歴史がある日本人として輝かしい日本の伝統と文化を守る為にそして日本の子供達や子孫を守る為に日本を壊す勢力と負けずに戦っていかなくてはならないと思います。

(葉)