『安倍晋三回顧録』を読んで その3
戦後70年安倍首相談話 保守派にぜひ読んでほしいところは、戦後70年の安倍首相談話だ。戦後50年のいわゆる「村山談話」とは大きく異なる。村山談話は日本だけが植民地支配をし、アジアの諸国の人々に多大の損害を与えたから「私は、心からお詫びの気持ちを表明」するとしている。しかし安倍首相談話では、当時の世界の中の日本という視点が入っている。世界恐慌、経済のブロック化 続きを読む…
戦後70年安倍首相談話 保守派にぜひ読んでほしいところは、戦後70年の安倍首相談話だ。戦後50年のいわゆる「村山談話」とは大きく異なる。村山談話は日本だけが植民地支配をし、アジアの諸国の人々に多大の損害を与えたから「私は、心からお詫びの気持ちを表明」するとしている。しかし安倍首相談話では、当時の世界の中の日本という視点が入っている。世界恐慌、経済のブロック化 続きを読む…
大きなビジョン「自由で開かれたインド太平洋」と「QUAD」 安倍元総理は国内だけでなく海外に向けても大きなビジョンを打ち出した。それが2016年に提唱した「自由で開かれたインド太平洋」の構想だ。インド洋と太平洋を一体としてとらえる「インド太平洋」という地域概念を初めて公式に提唱したのも安倍元総理である。「自由で開かれたインド太平洋戦略(FOIP)」として登場 続きを読む…
安倍晋三元総理が銃弾に斃れて1年。命日の7月8日には増上寺へ献花のため参拝した。献花台に向かう参道には安倍元総理の大きな写真が展示されていた。もうこの世にはおられないと思うと深い悲しみに襲われた。 今年2月に出版された『安倍晋三回顧録』は大きな反響を呼んでいる。2020年10月から21年10月まで計18回、36時間にわたるインタビューの記録である。 内容は多 続きを読む…
フランスは警官による17歳の移民の少年の射殺事件をきっかけに暴動が始まり、3千人を超える逮捕者が出ています。移民達は暴れまわり車に火を付け店舗に襲い掛かり略奪、暴力とやりたい放題でした。スウェーデンでも移民(難民)を沢山受け入れた為に急速に治安が悪化してかつての安全で穏やかな国ではなくなってしまったようです。 これは日本にとって本当に他人事ではありませんよね 続きを読む…
投稿:『リベラルなら許す』(3)をお送りします。 山之邊雙様、ご投稿ありがとうございました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (八) そんな中で、相変わらず聖人のように讃えられているのが吉永小百合氏です。 この人が主演した「キューポラのある街」は、北朝鮮を理想が実現された素晴らしい国として描 続きを読む…
投稿:『リベラルなら許す』(2)をお送りします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (五) 鳥越氏には、リベラルから見ると許せない過去があるのです。 と打ち込めば、動画を見ることができます。 テレビ朝日の「北朝鮮帰国者から拉致被害者」というテレビ番組です。 動画だけで、何の解説もありません。い 続きを読む…
投稿をいただきましたので掲載させていただきます。 まさにこのような空気が日本のメディア、言論界を覆っています。もちろんメディアの罪は大きいのですが、我々がこれにしっかり反論するなり対応してゆくことが必要ですね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『リベラルなら許す』(1) (一) 平成三十年 続きを読む…
内閣府が3月に公表した「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」によると、 ■ 日本が侵略された場合、自衛隊に「志願」または「支援」をおこなうという 国民が5割を超え、さらに7割あまりの国民が何らかの「抵抗」を試みることが 判明したという。 ■ また同調査は9割近い国民が国の防衛について教育の場で取り上げる必要を 認めている。(月刊誌「明日への選択」6月号「安全保 続きを読む…
読者の方から引き続き投稿依頼がありましたのでご紹介します。 『暴力と言論』 山之邊 雙 私は今は亡き石原慎太郎氏の都知事としての実績を高く評価している。戦後最高の都知事だ。因みに最低の都知事は美濃部亮吉と青島幸男。 石原氏の特筆すべき功績は、東京都立高校の学校群制度を廃止し、さらに全国の先鞭を切って、学区制なる偽善と愚昧の象徴を追放したことだ。 続きを読む…
読者よりの投稿をいただきました。読者の許可のもとで掲載させていただきます。 「いたずらといじめ」山之邊 雙 回転寿司のスシローの岐阜市内の店で、高校生が醤油の口を舐め、インタネットでその動画が広まったという事件について、今回店側が6700万円の損害賠償を求めて提訴した。 よかった、よかった、と私は安堵した。 あの事件以来、私も外食産業へ行くのが 続きを読む…